
Communication and Design / Alex Osterwalder
SNS、つまりソーシャル・ネットワーキング・ソリューションは日本ではmixiを始め、Twitter等いろいろなものが登場してきています。この中でFaceBookは2004年にアメリカの学生向けに開設されたもので、2006年9月26日からは一般にも開放され、日本語版は2008年から公開されています。実名登録が求められ、個人情報の登録も必要になっています。
1.クローズドなSNSとオープンなSNS
mixiの場合、当初は招待制の形を取っており、既にmixi会員になっている人からの招待状が必要でした。それがないと登録自体できない仕組みで、そのせいかネットオークションなどで招待状が販売されるということもかつてはあったようです。今は招待制ではありませんが、一定期間内にマイミクを最低一人持つ必要があります。なお当初はPCメールだけでよかったのですが、現在は携帯メールも新規登録には必要になっています。
FaceBookは、自由に登録ができるようになっています。別に誰をフォローしなければいけないというシステムではありません。
クローズドなSNSではログインしないとコミュニティを見ることはできませんが、オープンなSNSでは誰でもコミュニティを見ることができるのが大きな違いであり、前者はmixi、後者はFaceBookと見ることもできます。

Globes / fihu
2.実名が好きでない人が多いのか?ハンドルや通称にこだわる理由
mixiやTwitterでは実名を公開する必要はありません。mixiでは登録時は実名や住所を登録する必要はありますが、これらは個人情報として扱われ、非公開にできます。実際に公開する名前は勿論実名使用が推奨されているとは言え、ハンドル名でも支障はありません。そのため、一見本名のようのように見えてもハンドル名やメールアドレスから、偽名を表示しているのが分かることが多々あります。
Twitterでは登録時実名や住所を登録することがないので爆発的に登録者が増えた感があります。
既に書いたとおりですが、FaceBookは登録時住所等の入力は必要ですが、非公開とできます。しかし実名の公開は義務づけられているのでハンドル名だけ公開、とか偽名(というより通名)で公開ということはできないわけです。登録時実名はローマ字で入力します。これの変更は1回までしか行えないことになっています。
自分の写真の公開は義務ではありませんが推奨されています。mixiやTwitterでも公開用写真の欄はありますが。
こういったことから、実名を公開したくない人はあまり参加してこないのではないのか、と思う部分もあり、一部の間で日本はFaceBook後進国といわれることもあるようです。
mixiのコミュニティにも改名に関するものが幾つかありますが(筆者も登録)、案外自分の名前が好きでない人が多いのではないのか、という気もします。最初に(親から)もらった名前を大事にしなさい、という人生論者もいますが、名前にトラウマがあると好きになれなくなり、通称や偽名にこだわるようになるのかもしれません。プライバシーのためと称して実名を公開しない本音は案外これかもしれません。日本の戸籍法では簡単に改名できないのが一つの問題点で、今後DQN名やネットにおける誹謗中傷等で改名したくても難しい状況は改められるべきかもしれません。もっとも、企業名を変更すれば周知期間があっても混乱するように個人名でも同様なことが起こり得ることから、慎重であるべきですが。勿論、正体を隠して誹謗中傷行為をする行為は許されることではありません。

Coffee break / jlcwalker
話が横にそれましたが、実名公開に抵抗感がないか、多少抵抗感がある程度なら、FaceBookに参加する意義は十分にあります。FaceBookは筆者も初めて日が浅いのでまだ分からないことが多いですが、今後報告していきたいと思います。


