東芝 PASOPIA7 横山やすし親子がイメージキャラ

PASOPIAの後継機種として、1983年7月に発売されたのがこのパソピア(PASOPIA)7で、横山やすし・木村一八親子がイメージキャラに採用されていました。CPUは引き続きZ-80A。当時の雑誌『Oh!PASOPIA』では、掲載内容の多くがパソピア7に関する事柄となっていました。11,8000円。

CPU LH0080A (Z80A互換) 3.99MHz
ROM BIOS:16KB, T-BASIC:32KB
RAM メインRAM:64KB(カートリッジ方式で増設可)
ビデオRAM:48KB
テキストRAM:8KB
テキスト画面 あり(グラフィック画面との合成可)8色表示
80*25行/48*25行
グラフィック画面 640*200ドット1画面/27色中8色表示
320*200ドット2画面/27色中8色表示
640*200 モノクロ 3画面
カラーパレット機能
漢字表示 JIS第一水準漢字ROM(カートリッジ方式)オプション。
サウンド PSG音源6オクターブ6重和音
拡張カートリッジ 1個(増設可)

同時発色数はタイリング機能と称するパレット機能により27色中8色表示、ファイングラフィックモードでのドット単位での色指定も可能になりました。サウンドはPSG6重和音で、まだFM音源が登場していない時代だったので、サウンド機能はこの価格帯としては上位でした。初代パソピアとは一部互換性あり。 カートリッジ式周辺機器も引き継いでいます。「SOUND&GRAPHICS」がこの機種の宣伝では売りでした。

デザイン面では、初代パソピアのレイアウトを踏襲しつつもボディカラーは白、キーボー ドパネルが交換可能になっており、赤、青、茶の三色が付属していました。とはいえ、キーボードのリターンキーが小さいのは良くないし、カナキーを左側に移して、リターンキーを大きくすれば使いやすくなったと思います。「SOUND&GRAPHICS」の文字がカートリッジ挿入口下に書かれていました。

漢字ROMは本体右にあるカートリッジスロットに差し込む方式で、増設メモリは同じ方式で16KB単位で増やせます。カートリッジスロットは不足の場合増設可能です。但し、漢字入力がシフトJISなのはこの機種に限ったことではありませんが良くないし、日本語入力機能を強化してほしかったところでしょう。

搭載言語はBASIC系のT-BASIC7。カートリッジによる変更も可能。またテープメディアながらT-BASICがバンドルされており、これを読み込む事で初代パソピアとの互換性を向上させる事が可能(ただし読み込みには数十分を要した)。

1983年秋からはやはり横山やすし親子をイメキャラに、MSXマシンの発売も始めています。当然パソピア7との互換性はありません。なお、HX-20系からイメージキャラクターに岡田有希子を起用しています。

HX-10系:1983年秋発売のMSX1。カートリッジスロットは1つしかなかったが、オプションの拡張スロットで3スロットにすることも可能だった。

HX-20系:1984年秋発売のMSX1,全てRAM64kB搭載。ワープロソフトが内蔵されていたが、それを使うためにはオプションの漢字ROMを用意する必要があった。紙に出力するには更にプリンタも必要。HX-20以外はRGB21端子とPSGステレオ出力端子が備わる。

HX-23:VRAM64KBのMSX2でRGB21出力とPSGステレオ出力端子、漢字ROM、ワープロソフトを搭載。HX-23FはRS-232C搭載・VRAMが128kBの上位機種。

HX-30系:1985年発売のMSX1、RAM容量はHX-30のみ16kB、それ以外は64kBでRGB21端子,PSGステレオ出力端子を搭載。

パソピア7の初代機やその廉価版パソピア5、ハンドヘルド機のパソピアminiは以下の通りです。16ビットのパソピア16シリーズは追って解説します。

パソピア(PA7010):1981年。初代機。CPUにZ-80A・ RAM64KB・BASIC-ROM32KB・VRAM16KBを搭載、グラフィックは160×100ドット・ドット毎に8色指定可能なノーマルグラ フィックモードと、640×200ドット・アトリビュートキャラクタによる8×8ドット単位で8色指定なファイングラフィックモードの2モードが使用できた。サウンドは単音ビープだが、音階と音長指定は可能。このスペックは、当時のヒット機・NEC PC-8001よりも上だが、後発としてはインパクトに欠けるきらいがあった。また、VRAM操作がバンク切り替えでもI/O空間へのマッピングでもなく、VRAM上の行 列アドレスを数バイトのI/Oウィンドウ経由で指定しアクセスする変則的な実装で、ハード仕様のドキュメントも公開されていなかったため扱いにくかった。 そのためリアルタイム系ゲームがなかなか登場しなかった。後年、活用本でハード仕様が明らかとなり、ファイングラフィックモードで縦方向のドット単位色指 定などの技法が公開されたものの、遅きに失した。その結果最後まで人気は出ず、典型的マイナー機として終わることとなった。
特徴的な仕様として、本体右上の専用スロットにカートリッジ式の周辺機器を増設できる。RAMパック、漢字ROMパック、ジョイスティックポート、他言語ROM等が発売された。MSXのカートリッジと似たデザインだが、パソピアIQを含め互換性は無い。
搭載言語はBASIC系のT-BASIC。カートリッジによって他の言語にも変更できる。Pascal、OA-BASICのカートリッジが発売されていた。
廃熱が上手く処理できず、しばしば熱暴走を起こしていた。

パソピアmini(IHC-8000) :1982年。ハンドヘルド機。液晶画面を有する他、オプション付加でモニターへの出力も可能。パソピアとの互換性なし。

パソピア5(PA7005) :1984年。初代パソピアの廉価版。

※wikipediaより

パソピア5は99,800円でデザインは初代機と同じながら白をベースにしたパソピア7とほぼ同じでした。。

発売当初は、東芝も力を入れて宣伝していたし、単行本も結構出たし、周辺機器はFDDやプリンタ等、純正・他社を含め発売されるなど、一定の人気はありましたが、当時の市場はすでにNEC、シャープ、富士通の御三家による寡占が進行しており、マイナーを脱却するには至らなかったとされます。ソフトは主に、自社・他社ともゲームが主体に販売されており、ビジネス用はワープロなどが少し発売されたようです。

末期の1984年にはバーゲン商品になる等してしまっていましたが、設計コンセプトはなかなか良かったので、結局メーカーが投げてしまったような気もします。その後、東芝は個人向けPCはMSX2機にシフトしていきました。

HX-33V:RAM128kBのMSX2で本体キーボード一体型、漢字ROM,RGB21端子,PSGステレオ端子搭載。RS-232Cはオプションである。

HX-34:VRAM128kBのMSX2で本体キーボード分離型、FDD1台,漢字ROM,RGB21端子,PSGステレオ出力端子搭載。2台目FDD,RS-232Cはオプション対応。1986年度のグッドデザイン賞を受賞している。岡田有希子の逝去後はイメージキャラはなし。

東芝HX-34グッドデザイン賞

※wikipediaより

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