先日横浜で行われたCP+で参考出展されたVixen SXP赤道儀は、関心を持っている人が多いようなので、これまで分かっている情報をまとめてみました。
1.ステッピングモータを使用
2007年に発表されたSXD赤道儀は最初発売されたSXの強化版という位置づけであり、概ね好評をもって受け入れられており、デザインも良いし、カラーリングも渋さがなかなかと思います。ただ唯一DCモータなのでそれが残念だという意見がありました。
SXPでは、ステッピングモータ(パルスモータ)に変更し、AXDと同じSB10で制御するようになりました。
2.AXDと同じSB10を採用
SXPではAXDと同じStarBook10を採用しています。これはSS2000PCと同様にテンキーで操作できるので、操作性も格段に向上しています。デザインやカラーリングも初代SBよりずっと良くなり、コントローラらしくなっています。SB10では外付けアートガイダー(SIBG仕様)コネクタが用意されていますが、拡張スロットが用意されており、内蔵オートガイダーを組み込めるようになっています。これは、ガイド鏡等でとらえた映像をSB10の液晶画面に映し出すことができるようになっており、現在開発中とのことです。
3.ベアリング12個使用
SXDでは9個のベアリングが使用されており、ボールベアリング5個とニードルベアリング4個となっていますが、SXPではボールベアリング15個が使用されています。
4.アリミゾは分離方式
GPやSXではアリミゾは赤緯体と一体となった構造になっています。SXPでは取り外し可能な後付方式になっており、そのため首長に見えるのが特徴で、展示会のデモ機ではプレートホルダーSXを取り付けてVISAC鏡筒を載せていました。この取り付け方式がタカハシ規格の35φであれば趣味人などで販売されているプレートをそのまま取り付けられるので、確認はしていませんが是非対応をお願いしたいと思います。
5.搭載重量16kg
SXPはウエイトを除く重量は12kgとSXDより4kg近く増えていますが、最大搭載重量は16kg(モーメント荷重400kg/㎝)までと増えています。それと合わせ、ウエイト軸の最大長さは259mmと長くなっています。

Planets and Moons / Bluedharma
ステッピングモータ(パルスモータ)採用、SB10採用、後付方式のアリミゾ方式、ベアリング13個使用、搭載重量16kgなど、SXDと比べるとやはり別物、という印象ですがデザインや大きさはほとんど変わりません。SXDはアトラクスジュニア、という印象でしたがSXPはAXDジュニア、というところでしょうか。価格はSXDより10万円ほどアップする見込みのようです。
Vixen社長のTwitterでは、今年2011年夏から秋にかけての発売を目指したいということで、今から楽しみなところです。なお、発売後SXDも引き続き発売する予定とのことでした。
※外部サイト(2011年2月20日閲覧)


