CELESTRON CGX赤道儀はベルト駆動方式

CELESTRONCGX01.jpg

CELESTRONからはフォークアーム形も出ていますが、どちらかといえばドイツ形赤道儀の方に熱心で、今回発売されたCGX赤道儀もその一つといえるのではないでしょうか。

赤道儀にしても経緯台にしても歯車をかみ合わせたギア方式が普通ですが、CGX赤道儀はベルト駆動方式を採用しています。

CGX赤道儀の主なスペック

CGEMⅡと同じCGE/ビクセン規格のアリミゾ兼用:このおかげで、例えばビクセン規格のアリミゾが採用されているC8をそのまま載せることができ、同様にCGE規格のアリミゾが採用されているRASAを搭載することもできる。その都度アリミゾを変える必要がなくすむので、便利である。

ハンドコントローラーはNexterⅡを採用:PCとの接続はUSB2.0規格なので、そのままPCと接続できる。RS-232CコネクタではUSB変換プラグが必要だが、その必要がない。

AUXコネクタ2個あり:ここにStarCenseやGPSレシーバー、WI-FIアダプタなどを接続できる。

オートガイドコネクタ:オートガイダーを接続できる。

DCモーターとベルト駆動:エンコーダー付きDCモーターをベルト駆動。ギア方式では摩耗するので、その代わりにベルト駆動を採用した、としている。なお赤緯体を2枚の板で挟み込む方式で、CGE-PROを小型化したようなイメージ。

その他:P-PEC機能搭載。時刻や観測地情報を記録可能。DC-12Vで稼働。

製品ラインナップは、赤道儀単体の他、ノーマルのC8/C914/C11、EDGE HDの800/925/1100、RASAとのセットあり。

親会社のシンタ社はパルスモーターを採用しているのに対し、子会社CELESTRONがDCモーターを採用しているのは、やはり文化の違いなのでしょう。DCモーターはいろいろ悪く言われがちですが、CELESTRONでは相当ノウハウが蓄積されており、苦情は全く聞かれません。,

※CGX-L赤道儀

CGXの大型版であるCGX-L赤道儀もラインナップされており、こちらは以前販売されていたCGE-PROと同じ三脚を使用しているので、より足は頑丈です。三脚にも水平器が取り付けられています。製品はC14搭載機までラインナップされています。

それ以外はCGXと同じです。

CGX/CGX-Lとも日本では三脚とのセットのみ販売されており、鏡筒は別途購入することになります。海外製赤道儀は必ず三脚とセットで販売されており、別途購入することはありません。

あとがき
パソコンによる制御は添付ソフトの他、アストロアーツ「ステラナビゲータ」が対応している。Ascomによる制御はAVX用で動作したとの報告がネット上であったので、検索されたい。
関連記事