Meade(ミード)天体望遠鏡の特徴

世界最大の天体望遠鏡メーカーミードはセレストロンと同じシュミットカセグレン(SC)を扱う企業です。LXシリーズ等の一体型天体望遠鏡では定評があり、GPSやLNT機能による自動設定が可能になっています。最近では完全自動化されたLSシリーズも登場しています。日本での販売/保証/修理等は代理店のジズコが行っています。

LX200ACF

一体型の代表的機種で、GPS機能による緯度・時計合わせなどの自動化とデジタルコンパス・傾斜センサー等を利用したLNT機能により、経緯台モードであれば自動化が実現しています。眼視や月・惑星の撮影なら問題ありませんが、星雲星団の撮影には視野回転をうち消すためのローテータか赤道儀ウェッジを入れて赤道儀モードとすることが必要になります。20㎝/25㎝/30㎝/35㎝の鏡筒がラインされており、鏡筒単体の購入も可能です。なお受注生産となりますが40㎝のセット及び鏡筒単体もあります。全機種ミラーロックがかけられるようになっており、ミラーシフトを防止できます。

LX90GPS

LX200で使用されているミラーロック機構はなく、またLNT機能は省略されており、GPSによる緯度/時刻設定が可能になっています。それ以外は大体LX200と同じですがずっと軽量に作られています。SCとACFが製造されており20㎝/25㎝/30㎝のラインがあります。OTA単体の販売はありません。

LSシリーズ

SCとACFとが用意されています。16㎝と20㎝口径が用意されています。この機種の特徴は、GPSとLNT機能だけでなく、小型CCDカメラが装備されており、自動で基準星の設定を行うので、完全な自動化が実現されているということです。但し、GPSが受信できない場合や磁気が強い場所であるなどの場合はユーザーによる設定が必要です。別売オプションである液晶モニタをつけるとCCDでとらえた天体を映すことができる他、天体の情報を音声と映像で視聴できるナビゲーション機能(英語のみ)が利用できます。

LTシリーズ

SCとACFが用意されており、上位のGPS機能とLNT機能を省略した低価格機です。

LXDシリーズ

ドイツ型赤道儀で、アリミゾ方式なので、自由に鏡筒を載せ変えることが出来ます。SC/屈折式/シュミットニュートンのセットが用意されていますが鏡筒単体の販売はありません。

ETXシリーズ

90/125ミリのマクストフカセグレンの一体型で、LNT機能による設定が可能です。三脚も付属しますが卓上型として使うことも可能です。


Farewell to my old Telescope / DanTheBeastMan

ライトブリッジ

ドブソニアン望遠鏡で、10/12/16インチのラインがあります。日本では受注取り寄せ扱いになっています。

ACF光学系

シュミットカセグレンの一種で、当初はアドバンセッド・リッチ・クレチアン光学系と称していましたが、業界からクレームがついて、ACF光学系と呼ぶことになりました。コマ収差を改善した光学系です。

オートスター

LX200/LX90/LS/LT/LXDに付属する自動導入装置です。LX200シリーズ(GPS以降)はオートスターⅡ、LX90/ETX/LT/LXDはオートスター、LSシリーズはオートスタースイートとなっていて、他の機種に流用できない場合があります。すべて英語表示です。ミック時代はETX用オートスターはカナ表示モードもありましたが、今後どうなるかは分かりません。


Mondo-Zoom Lens / jurvetson

購入方法

以前はミックインターナショナルが代理店業務を行っていましたが、2009年1月末日で業務終了(事実上の倒産)以降、大型カメラ店での取り扱いは事実上なくなってしまい、楽天市場でも見かけなくなりました(現在は協栄産業で販売している)。半年ほどの期間を空けて、テレビュージャパンで知られているジズコが代理店業務を行うこととなりました。

現在日本での販売状況は、ETXシリーズを除いて全機種扱っています。いずれ、ETXシリーズも取り扱うことになるかとは思います。

重量のあるLXシリーズ

LX200シリーズは一体型でスタイルがよいのですが、25㎝モデルになると総重量37kgになり、鏡筒と架台部分だけでも28kgであるので、移動観測には相当の体力が必要になるし、腰も頑丈でないといけないので、一般には据え付けて使うのが現実的でしょう。20㎝モデルでも鏡筒と架台部分の重量は21kgであり、何とか移動観測には使えると思います。

ミック時代、新宿に子会社のニュートンがあり、頻繁に訪れてはこの機種に触れたことがあります。それだけ魅力的だったといえますが、経済的事情がそれを許さない状態であり、今となっては苦い思い出になっています。

Miade (英文)英文マニュアルやファームウェアのダウンロードも可能だが見つけにくいので根気よく辿ってください。

Yoshi's ETX Site:個人サイトでETXについてかなり詳細に書かれている。

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