PC-9801BA2/BS2/BX2 Fellow3兄弟

PC-9801BA/BXが発売されて1年も経たない内にまたモデルチェンジされ、BA2/BS2/BX2が発売されます。以前あったR/D/Fのシリーズと同じようにCPUの違いによりA/S/Xの型番がつけられています。

CPU BA2:i486DX2 66MHz
BS2:i486SX 33MHz。
BX2:i486SX 25MHz
※BA2はセカンドキャッシュ128KB内蔵可
ROM N88-BASIC(86)及びモニタ96KB。
RAM メインRAM:BA2/BS2/、BX2/U7は3.6MB。BX2/U2、BX/M2は1.8MB。最大19.6MB。専用スロットに増設可。
ビデオRAM:256KB。
テキストRAM:12KB。
テキスト表示 80×25行/80×20行/40×25行/40×20行
切り換えて使用(8色表示)。
グラフィックス表示 640×400ドット2画面16色表示
640×200ドット4画面16色表示
漢字表示 JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
インタフェース
(I/F)
シリアル:RS232C
プリンタ:セントロニクス社仕様
マウスI/F
CRT接続 アナログRGB
サウンド BEEP音のみ。オプションでFM音源3音/SSG音源3音の6重和音可
拡張スロット 16ビットのCバス3個
内蔵FDDとHDD Mモデルは2HD/2DDのFDDを2台内蔵。
Uモデルは3.5インチ2HD/2DDのFDDを2台内蔵。
HDD:内蔵可能
HDD内蔵モデルあり

BA2ではi486DX2の66MHzが採用されており、これは当時の486CPUでは最上位のCPUでした。BS2ではi486SX/33MHzが採用されており、ODP(オーバー・ドライブ・プロセッサ)を内蔵することでBA2と同等になります。BX2ではi486SX/25MHzが採用されています。メモリは14.6MBの壁が取り払われ、19.6MBまで内蔵可能としています。

PC-9801BA2

機 種名 価格 FDD HDD
  PC-9801BA2/U2 338,000 円 3.5インチ x 2 なし(内蔵可)
  PC-9801BA2/U7 378,000 円 3.5インチ x 1 120MB内蔵 (IDE)
  PC-9801BA2/M2 352,000 円 5インチ x 2 なし(内蔵可)

PC-9801BS2

機 種名 価格 FDD HDD
  PC-9801BS2/U2 238,000 円 3.5インチ x 2 なし(内蔵可)
  PC-9801BS2/U7 278,000 円 3.5インチ x 1 120MB内蔵 (IDE)
  PC-9801BS2/M2 252,000 円 5インチ x 2 なし(内蔵可)

PC-9801BX2

機 種名 価格 FDD HDD
  PC-9801BX2/U2 178,000 円 3.5インチ x 2 なし(内蔵可)
  PC-9801BX2/U7 238,000 円 3.5インチ x 1 120MB内蔵 (IDE)
  PC-9801BX2/M2 192,000 円 5インチ x 2 なし(内蔵可)

価格を見てみると、やはりMモデルの方が高く設定されており、ようやく3.5インチFDDへの移行が進み始めた、という感があります。なお、HDD搭載モデルはUモデルだけに設定され、3.5インチFDDが1台内蔵されていますが、要望があったのか、あとからもう一台内蔵できるように設計されています。HDD内蔵モデルはMS-DOS5.0Aインストール済みです。

仕様を見ると、3.5インチFDDモデルの方が価格が低くなっており、HDD内蔵モデルも3.5インチFDDモデルだけですから、5インチFDDの扱いが軽くなってきている感があります。ビデオアクセラレータやサウンドボードを拡張スロットに内蔵してWindows3.1を使えるとはいえ、基本的にはMS-DOSマシンです。なお、これをベースにしたPC-9821Bモデルが同時に発売され、迷う人もいたかと思います。

なお、BA2/BS2/BX2の三兄弟は長く続かず、翌年にはBA3/BX2が発売されます。

1993年11月発売

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