上から目線で対応されることが少なくない天体写真中心の天文同好会

先に書いたように、天文同好会には1.広く浅く。の会と、2.専門的な会。の二つに分類することができる。専門的な会に加えられるのかどうかははっきり言うことができないが、天体写真を撮影して天文雑誌コンテストに入選することを主目的とした会も存在する。

このタイプの会は、遠征や例会に参加することがノルマとなっていることが非常に多く、そのためきつさを感じて退会する会員も出ることがある。勿論これは、精神的な面だけでなく、経済的側面も大きい。

一見すると広く浅くの会とダブって見えることがある

1.会員には学生から社会人まで年齢層が幅広い。

2.業界関係者(ライター、販売店勤務の者やメーカー勤務の者など)もいる。

3.天文雑誌入選者もいるし、常連入選者もいる。

4.山奥や高原等空の暗い場所まで遠征観測(主に撮影)をしている。

5.定例会の他、新年会などの行事も行っている。

6.高額な機材を持っている人がいる(タカハシEM400とかフローライト屈折鏡、EDGE-HD1400等)。

以上のような共通点が多々ある。業界関係者が会員にいるのは、別に珍しいことでもなんでもない。フォトコンテスト入選者(常連)がいるのも珍しくないし(実際に入選者の同好会名を見ると分かる)、入選のためには結果的に機材にお金をかけなければならなくなるので、高額な機材を所有している会員がいても不思議ではない。また都会の空は明るすぎて暗い天体をとらえにくいので、文字通り空が暗い場所まで遠征に行くのもごく普通である。

では広く浅くの会と写真中心の会は何が違うの?という方もいることだろう。「参加にノルマがあるかどうか」これなのである。

写真中心の同好会の問題点

1.「入会させてやる」「教えてやる」等と言った「上から目線」の言動・態度が露わである。

2.遠征参加を断ると「何で参加しないんだ」とあからさまに嫌な顔をする。あるいは責める。

3.高額な機材の購入を「ローンを組んででも買わなきゃ駄目なんだ」等と相手の経済的事情も考えずに求める。

4.古参のメンバーで固まってしまい、新しく入った会員に対し閉鎖的になりがちである。要するに、運営サイド(自分達は偉い人?)と一般会員(運営サイドから見ると下っ端?)に分かれてしまっているような状況である。これは、天文同好会だけではなく、他のいろいろな会でも見られる傾向なので、敢えて取り上げた。

写真中心の会と広く浅くの会を両方経験した筆者からするとこういったことを挙げることになる。

あとがき
写真中心の会はきつすぎるという人が多いが、写真派の会の主宰者は経済的にもきつい、という視点に欠け、精神論ばかりを唱える。もっとも、毎月遠征に参加したり、高額機材を買えるように良い仕事を紹介する、という会長なら別。逆に感謝されるだろう。そんな会長はどこにもいるわけないが…
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