天文同好会の活動内容

天文同好会は検索すれば複数出てくるし、それらのウェブサイトの中には、「お気軽天文同好会」等の宣伝文句で勧誘しているところが多くあります。

どういう活動をしているのか、という点について知っておかないと、入会してから「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあり得るわけです。

筆者は広く浅くの会といわいる天体写真中心の会の両方を経験したので、その視点から語ることができます。参考までに・・・。

1.定例会等について

月1回、定例会が開かれ、会員の近況報告や観測会等の予告があります。顔を出す会員が毎回限られているのが実情ですが、これは天文同好会に限らず、他の分野の同好会でも同じでしょう。

天体写真中心の会では、会員の中に望遠鏡販売店に勤務している者がいたということからか、望遠鏡販売店の会議室を使って行っていたようです。

広く浅くの会では、公共施設の会議室で開催しており、終了後天気がよければ実際に望遠鏡を持ち出して観測会を行っているようでした。都心寄りなので、あまり空の状況はよくない(明るい)ですが、筆者が参加していた頃は天気に恵まれず開催されたことはなかったです。

2.遠征など

これは車がないと参加できないのが実情ですが、何人か乗り合いして参加してくる人も多かったかと思います。これは特に毎回同じ顔ぶれになってしまいますが、金とを暇がなければ参加できない(高速道路代も燃料費も馬鹿にならない)ので、やむを得ないことです。

写真中心の会では天体写真ファンのメッカと呼ばれる中部地方の某所で、車中泊で野宿もものともしません。夜明けまで撮影をするのが普通でした。

広く浅くの会では、さすがに車中泊や野宿はしていなかったようですが、素泊まりの宿を利用し、夜明けまで観測するのは変わりありません。

3.その他行事

これは広く浅くの会の方が多いと思います。一般の人を対象とした観測会(日中なので太陽観測とか)や写真展を開催したりします。年末には公共天文台の大望遠鏡で星空を見る機会があり、反射式より屈折式の方がくっきり見えたのが印象にあります。行事の後は「大人の祭り」と称して飲食店へ行くのもごく普通でした。

広く浅くの会では会誌も発行しており、年会費もそれほど高くありませんでしたが、天体写真の会では会誌を発行していないのに決して安くない年会費を取ることに疑問を感じていたことがありました。

あとがき
具体的な団体名を書くことはやめたが、開催される行事にそれほどの違いがあるわけでなく、会員に業界関係者(販売店やメーカー勤務の者、ライターなど)がいるのもそれほど珍しいことではない。また、天文雑誌の写真コンテスト入選者がいることにしても全く同じである。「広く浅くの会」と「天体写真の会」の決定的違いは「参加にノルマがあるかどうか」これのみなのである。
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