SkyWatcher社の望遠鏡が日本で取り扱い開始

表題の通り、SkyWatcher(R)社の望遠鏡が日本でも取り扱い開始され、まずドブソニアン型望遠鏡から趣味人で販売開始されたことが天文ガイド2011年7月号に出ていました。SkyWatcher社はCelestronの親会社ですから、サイトロンジャパンが代理店業務を行っても別におかしいことではないでしょう(趣味人はサイトロンジャパンの直営)。

赤道儀は、EQ6という商品名のものがありますが、SYNSCANというハンドコントローラが付属しており、自動導入やPCからの制御、オートガイドが可能になっています。同じアメリカのメーカーでオライオン社からも同じものが出ていますが、これは仕入先が同じSYNTAだからです。また、既に国内ではケンコーからスカイエクスプローラの商品名で販売されています。

使ったことはないので何ともいえない部分はありますが、同じものであるスカイエクスプローラの場合、ハンドコントローラはすべて英語表示であり今のところ日本語化の予定はないこと、モーターにはステッピング(パルス)仕様のものを使用しており導入精度はかなり高いこと、極軸望遠鏡の設定は使用者に委ねられていること等が天文雑誌などで書かれています。導入精度が高いことや価格がEM200等に比べるとずっと安価であることなどから、フォトコンなどでも使用機材に見られるようになってきています。

SkyWatcher(R)社のウェブサイト

ウェブサイトはすべて英文です。なお、子会社であるCelestronのウェブサイトにもリンクが張られています。

Celestronウェブサイト(英文)

※CelestronとSkyWatcher

Celestronはご存じの通り、シュミットカセグレンで知られたアメリカ企業ですが、1997年にTASCOに買収され、TASCOが2001年に業務停止(事実上の倒産)したときはほとんど倒産状態。2003年にミードはCelestronの買収を企てたが、破産裁判では会社の売却が認められ、元の経営陣に戻ることが決まった。2004年にSkyWatcherとSYNTAに買収され子会社となり、現在に至る。

Wikipediaの記述を簡単にまとめましたが、日本語版ではTASCOに買収されたのは1977年となっていましたがこれは間違いで、1997年となります(英語版では正しく書かれている)。

あとがき
SkyWatcher、シンタ社の製品は、ケンコーがSEシリーズの名前でOEM供給を受け販売されているという事情もあり、サイトロンジャパンはケンコーの子会社なので、すべてのSkyWatcher製品を扱っているわけではない。
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