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SNSにおける実名公開の抵抗感を考える


Facebook vs Twitter connections / Ethan Hein

FaceBookの場合、実名公開することが求められており、このあたりがmixiやTwitterとは異なるといえますし、日本人の場合特に実名公開には抵抗感が強いため、あまり普及しないのではないかと思われている側面があるといえます。

1.mixiの場合は、クローズドなSNSであることは変わりありませんが、当初の招待制から、自由登録制(但し一定期間内に1名以上のメンバーを持つことが必要)に変わり、かつてパソコン通信で知られていたNIFTY SERVE(以下単にniftytという)と似ている面があります。niftyも専用通信ソフトによる通信から、インターネットに対応したインターウェイで参加できるようになりました(現在はパソコン通信とその関連サービスは終了)。niftyのフォーラムとmixiのコミュニティは似た側面があります。異なるのは、niftyのフォーラム(会議室)がシスオペという管理者が行っていたのに対し、mixiでは登録者が自由にコミュニティ(会議室)を作れるという点ではないかといえます。余談ですが、あまりやってほしくないのは、特定の人しか参加できない閉鎖的なコミュニティを作ることで、天文関係にその例が見られました。興味のある人なら、誰でも受け入れるだけの度量をもってほしいものです。

2.Twitterは、ミニブログですが、他の参加者とコミュニティを持つことができるSNS的要素のあるサービスです。オープンなSNSなので、検索にかけると誰のTwitterアカウントか、というのが分かります。会議室はなく、140文字以内で投稿するツイートと呼ばれる文字通りの「つぶやき」が基本です。


My design for Twitter's "over capacity" screen / Mykl Roventine

他のメンバーとは、フォローしあうことにより、自分のアカウントに他メンバーのツイートを表示させることができます。mixiとは異なり相互フォローする必要はなく、片方のフォローだけで問題ありません。また、フォロワー(フォローする人/される人)を持つことは義務ではありません。個人だけでなく、企業や団体がTwitterアカウントを持つことも珍しくないです。

3.FaceBookではオープンなSNSなので、他の参加者とフォローし合うことも可能ですが特に義務ではありません。またオープンなSNSなので、特に指定した項目以外はインターネット上から閲覧することができます。個人だけでなく、企業や団体がアカウントをとる例も多いです。作者もFaceBookに登録しましたが、まだ使いこなせていないのでまだここでは紹介していません。


Facebook / Franco Bouly

この他にも、SNSやその要素を取り入れたサービスはあるし、GPLライセンスのOpenPNE(mixiに似ている)を使うなどして自分でSNSを立ち上げることもできます。

FaceBookでは、住所や電話番号は非公開に設定できますが、実名は公開する必要があります。これは、アメリカ発祥のSNSであり、実名でコミュニティを取るのがごく普通の文化だからです。日本ではパソコン通信時代からハンドル名を使うのが普通であり、実名を使う人があまりいなかったこともあり、実名公開には抵抗感が強いともいわれています。また、プライバシーを理由に公開しない方が良いとインターネットが始まったばかりの時期にいわれたこともあります。

mixiをみても、ハンドル名や発言の癖等から明らかに○○さんだな、と分かっても偽名を表示させている例があり、実名公開には抵抗感が特に日本では強いと思います。

4.実名を公開しない理由

実名を公開すると何か困る理由がある場合。例えばあまり良いことではないが、匿名掲示板等で中傷されるなどの被害を受けた人。またメールなどで嫌がらせを複数人から受けた人など。残念ながらいわいるネットいじめは大人の世界にもあります。

もう一つは匿名の方が自分の言いたいことを言える人。特に他人に対する批判は匿名の方が言いやすい部分があります。

以外に思われやすいのは、親からつけられた名前が好きではない(嫌いな)人。この場合も実名を公開するのに抵抗感が表れると思います。改名マニュアルと称される有料情報が販売される理由も分かります。

逆に、自分の名前が気に入っている人は、逆に実名公開を前提にしていると思えるし、中には自分の名前をとって会社名にした例も見られます。

実名を公開するのに抵抗感がある人はFaceBookにはあまり向いていないし、参加してもあまり積極的にならないのではと思います。但し、あるブログで見たが、会社名の肩書きがなくても自分の名前の肩書きで生きていけるか、という世の中ですから、今後ともこの問題に考察を入れていきたいと思います。


Communication and Design / Alex Osterwalder

※クローズドなSNSとオープンなSNS

一般公開されておらず、ログインしないと参加できないSNSはクローズド、逆に一部の項目を非公開にできるが、原則一般公開されており、誰でも見ることができるのはオープンなSNSとなり、前者はmixi、後者はFaceBookが代表的といえると思います。

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