Vixenではこれまで多くの赤道儀や望遠鏡を発売してきましたが、修理等サポート状況を公式サイトや販売店サイトから以下にまとめておきます。なお、東日本大震災で被災した製品の無償修理は2012年3月末日までということになっていますがこれは他メーカーでも同様の処置をとっているようです。
ポラリス/ニューポラリス赤道儀:現在これに利用できるモーターは生産終了となっています。
スーパーポラリス(SP/SPDX)赤道儀:モーターは色違いにはなりますが、GP2/GPD2用のものが利用できます。現在これに利用できる純正の自動導入装置はありません。
初代アトラクス:専用の電源ケーブルは生産終了になっています。
スカイセンサー2000:モーターが故障した場合、MT4/MT2の場合は修理交換可能ですが、MT3の場合は補修部品がなく修理不能となっています。なお、スカイセンサー2000PC(SS2000PC)へのバージョンアップは可能です。バージョンアップはメーカーで行うことになります。
固定ネジを紛失した場合はメーカー問い合わせで入手可能です。また三脚開き止めステーを破損した場合もメーカー問い合わせで修理可能です。
自動導入装置について
SS2000PCは、2005年春に最終生産となり、GPシリーズに使用できる自動導入装置はSTARBOOK Type S(SBS)のみになっています。SS2000PCではギア比の設定変更が行えたので、SPシリーズでも利用できたし、メーカー保証外ですが他社赤道儀に転用した例もあります。SBSはギア比の設定変更ができないのでSPシリーズや他社赤道儀では使えません。
STARBOOK(SB)とSTARBOOKTEN(SBTEN)はSXシリーズとアトラクス専用で付属する形になり、単体販売はありません。SBはSX/SXD/NATに付属、SBTENはSXP/AXDに付属しています。制御方式はSBはDCモーター、SBTENはパルスモーターなので例えばSXDにSBTENを流用することはできません。
GPシリーズだけでなく、SPシリーズにも利用できるSS2000PCは、最近はあまり中古望遠鏡販売店やオークションでも見かけなくなりました。2011年12月17日現在残念ながらヤフオクへの出品はありませんでした。
SS2000PCは時計や緯度情報は充電式の内蔵バッテリによって維持されており、使用しないでいると電池切れが起こり、そうなると使用の度これらの設定を行わなければならなくなりますが電池交換はメーカーで可能です(有償)。SBシリーズはボタン電池によって維持されており、PCのマザーボードと同じ方式になっています。電池切れは自分で交換できます。

Minimal Astronomy II / fdecomite
修理対応について
新品で購入したときは保証書の規定により保証期間内は無償修理対応になります。2006年頃、SS2000PCの内蔵電池が切れたときすでに無償修理対応期間は過ぎていましたが、電池が切れるのは早すぎるからということで無料で電池交換してもらえたことがあり、さすがと思いました。
修理はビクセンカスタマーサポートセンターまで送るか、若しくは直接持ち込みとなります。販売店に持っていっても結局ビクセンまで送るのでこの方が早いです。
※すでに生産終了し、保守部品の最低保有期間が過ぎていると思われるもの(ポラリス/ニューポラリス、初代アトラクス等)もあります。いずれはSS2000PCもそうなると思います。引き続きこれらの機器を使用する意向の人は壊さないように大事に使用するようお勧めします。





