本日2009年10月22日、Windows7が発売され、秋葉原では恒例の深夜販売が行われ、大変な賑わいを見せました。Windows7は7番目のWindows、という意味ですが、内部バージョンはWindowsNT6.1でありVistaのマイナーバージョンアップです。
Windows7に至るまでの経緯を簡単にまとめてみました。
| Windows1.0 | バージョン1 | |
| Windows2.* | バージョン2 | |
| Windows/286 | バージョン2 | |
| Windows/386 | バージョン2 | |
| Windows3.0/Windows3.1 | バージョン3 | |
| WindowsNT3.1/WindowsNT3.5 | WindowsNT3.* | |
| Windows95 | バージョン4 | |
| WindowsNT4.0 | WindowsNT4.* | |
| Windows98/WindowsME | バージョン4 | |
| Windows2000/WindowsXP | WindowsNT5.* | |
| WindowsVista | WindowsNT6.* | |
| Windows7 | WindowsNT6.* | |
※Windows/286は286を搭載したPCで動くWindows、Windows/386は386を搭載したCPUで動くWindowsです。
Windows3.*からは一般ユーザー向けに使われるようになりましたが、爆発的な普及を見せるのは3.1からで、PC-9821とPC/AT互換機で競争をしたことを覚えている方も多いことでしょう。Windows3.*までは、MS-DOS(またはPC-DOS)上で動かすアプリケーション型だったのですが、Windows95からはMS-DOSは内部に統合されることになります。
IBMとマイクロソフトは元々共同でOS/2の開発を行っており、2.*はIBM、3.*はマイクロソフトで出すこととなっていましたが、開発を巡って対立することがしばしばあり、袂を分けることとなりました。内部コードに16ビットがコアとして残る95系統とは違い、WindowsNTは最初から内部コード32ビットで作られており、実体験としても安定性の違いが分かります。
マイクロソフトはWindows2000で一般向けWindowsもNTにするつもりでしたが何故か延期され、WindowsXPでようやく一般向けもNTに統一されることになります。
Windows7へのアップグレード
パッケージ版は通常版とアップグレード版があり、DSP版は新規インストールにのみ対応しています。
新規インストールなら問題ありませんが、XPやVistaからアップグレードする場合は注意が必要です。
Vista(SP1適用済みであることが条件)では上書きインストールができ、環境もそのまま引き継がれますが、XPでは上書きインストールができず、新規インストールにのみ対応します。つまりアップグレード版を購入してもインストールとしては新規扱いになる、ということです。XPを立ち上げて、その上からWindows7のディスクをセットするようになります。
原則的に、32ビット版は32ビット版、64ビット版は64ビット版へアップグレードするようになります。
※Windows XP Professional/Windows Vista Businessを使用している人は、必ず、Windows7 Professional/Ultimateを購入してください。Windows 7 Home Premium をインストールすると、ドメイン参加など、現在利用している一部の機能が利用できなくなりますのでご注意ください。
付属しないメールソフト
Windows7では、メールソフトが付属せず、別途WindowsLiveからダウンロードして使うことになります。若しくは、フリーソフトやOutLookのような市販ソフトを使うことになります。Vistaからアップグレードしたときは標準のメールソフトが引き継がれないので、注意してください。必ず、メールデータはバックアップを取ってから行うようにしてください。
WindowsXP互換モード
Professional以上のバージョンでは、WindowsXP互換モード(32ビットXPのみに対応)があり、XPでしか動かせないソフトを動作させることができます。Home Premiumでは別途、ダウンロードが必要なこと、また別にXPのライセンスが必要であることを注意してください。
XP互換モードを使うには、使用しているCPUがVTモードに対応していることが必要です。
標準はUltimateバージョン
すべての機能を含むのはUltimateで、Professionalとは1000円の違いです。この違いで、他言語機能やBitLockerによるより強固なセキュリティを使うことができます。
但し個人向けの最上位版、という位置づけですから、ビジネス向けという位置づけのProfessionalと比べるとサポート期間が短くなります。メーカーPCではProfessionalかHome Premiumを標準インストールして出荷する例が多いと思います。但し、別途Ultimateにバージョンアップすることは可能です。


