Windowsは、2008年5月現在現在Vistaが最新バージョンで、NT系統であるためWindowsNT6.0が内部バージョンです。早くも時期WindowsとみなされているWindows7(内部バージョンWindowsNT6.1)の発表がありましたが、おそらく2010年頃の発売となると思われています。
WindowsVistaが発売されている現在においても、WindowsXPはまだまだ現役で使われており、延長サポート期間はWindowsVista Ultimateよりも2年長い2014年まで行われることになりました(Home Edition、Professional共、但し延長サポートの修正プログラム提供はセキュリティ関係のみ)。
Vistaは4種類もありそれぞれに32ビット・64ビットがある
コンシューマ向けに市販されているパッケージは以下の通りで、4種類のバージョンがあり、それぞれに32ビット版と64ビット版があります。また、単体で購入できるパッケージ版と自作ユーザー向けにパーツとペアで販売されるDSP版とがあるのはWindows2000/WindowsXPと同じです。
Home Basic(ホームベーシック):WindowsXP Home Edition(ホームエディション)の後継であり、Vistaの目玉機能であるAeroやメディアセンターはありません。黄緑色の箱。
Home Premium(ホームプレミアム):Windows XP Media Center Edition(メディアセンターエディション)の後継であり、Aeroとメディアセンターを搭載したバージョンです。緑箱。
Business(ビジネス):WindowsXP Professional(プロフェッショナル)の後継で、Aeroはありますが、メディアセンターの機能はありません。青箱。
Ultimate(アルティメイト):WindowsXP Professionalの後継。ホームプレミアムとビジネスの両方の機能を持ち、独自機能としてはHDDの暗号化やアルティメイトユーザーの特典となる拡張機能プログラム配布があります。黒箱。
これらのうち、同一パッケージに32ビット・64ビット版が入っているのはアルティメイトだけで、他のものは32ビット版のみが入っており、64ビット版は別途実費で申し込みます。なお、DSP版はどちらか一方のみが購入可能です。また、DSP版はいっしょに購入したパーツといっしょに使用することが条件です。
なお、XeonやAMD クアッドFXでデュアルCPU環境を構築する場合は、ホームベーシックやホームプレミアムでは対応していませんから、ビジネスかアルティメイトを使います。またこれはXPホームエディションでも同じく対応がないので、XPプロフェッショナルかその前の2000を使います。
企業専用のバージョンには、Enterprise(エンタープライズ)があり、これはボリュームライセンスで購入することが条件であり、機能はビジネスと同じで、Virtual PC、多言語対応、高度なセキュリティ機能、UNIXベースのアプリケーションを実行できる機能などが提供されます。
32ビット/64ビット
現在のCPUは全て64ビット版が出荷されていますが、ソフトウェアでは何故か32ビット版が主力、というギャップが大きくなっている状態で、昔32ビットCPUなのにi486で16ビットOSであるPC-DOS/Windows3.1で使っていた時代を思い出してしまいます。あの当時は32ビットOSであるWindowsNT等用のソフトが少なかったのです。
64ビットを使う場合、32ビットアプリケーションはほとんどそのまま使えますが、問題は周辺機器の対応で、周辺機器メーカーが64ビット用のデバイスドライバを用意しているかどうかを確認しておく必要があります。
プリンタ/スキャナ等は割合対応してくれているところが多いです。サウンドブラスターも対応製品が多いですが、その他の周辺機器(特にビデオキャブチャ/テレビチューナー)では対応がまちまちなので、自分の使う機器の対応状況は必ず確認しておきましょう。
なお、ソフトウェアでもセキュリティ関連やウイルススキャンなどでは64ビット対応版が必要です。
勿論64ビットは扱えるメモリ容量が大きく、4GBを越える容量を扱えるので、マルチメディア/グラフィックス用途には大変有利なので、まずこのあたりからソフトウェアの64ビット版開発を期待しましょう(勿論32ビット版でも大半のソフトは64ビットWindowsで動かせますが・・・)。
複数OSの利用
Windowsの他、Linuxなど他のOSやWindowsでも例えばXPとVistaを共用させたい場合もありましょう。PC/AT互換機は、1マシン1OS、という設計になっているため、そのままでは使えず、ハードディスクのパーティションを切り、特殊なブートマネージャーを使わなければ利用できません。その場合のユーティリティとして、Acronis Disk Director Personalがソースネクストから発売されています。
パーティションは、すでに使用済みのハードディスクであっても内容を保持したまま作成したり削除したりすることができ、複数OSをインストールしたときは、自動でブートマネージャがインストールされるようになります。これなら、WindowsXPとVistaと両方使えるようにできるし、Windows系OSとLinuxというように異なる種類のOSを使うこともできます。
このような市販のブートマネージャを使わないで、VistaとXPを同じハードディスクで使う場合はパーティションを切ってから、先にXPをインストールし、あとからVistaをインストールすると、Windowsのブートマネージャがパソコン起動時にどちらを立ち上げるか選択させるようメッセージが出るようになります。
もう一つは、ハードディスクをリムーバブルケースを使って、使用する毎に差し替えて使う方法です。
リムーバブルケースはパソコンケースの5インチベイに取り付けることができ、インタフェースはSATAとATAPIの二つがあります。そうすれば、面倒な設定の必要がなく複数OSを同じパソコンで使うことができます。
※2009/3/30改訂



