サウンドカード -SOUND BLASTER(SB)が主力-

SB16

SOUND BLASTER16(SB16):i486の時代に使われていたISAバス規格品。PC/AT互換機ではごく標準的に使われていたものでした。MIDIの音質は良くないです。この音源と同等の機能が、PC98規格として策定されています。

サウンドカードは昔も今もサウンドブラスター(SOUND BLASTER)が主力です。また、マザーボードにもオンボードサウンドが搭載されているので、サウンドボードを取り付けなくてもすぐに使えます。

但し、オンボードサウンドはMIDI音源の再生には音質が良くなく、DVDやCDの再生ならオンボードで全く問題ありませんが、ゲームやコンピュータミュージックで利用するならSOUND BLASTERを利用することをお勧めします。

1.接続インタフェース

Pentiumの時代になっても、ISAバス接続が遅くまで使われていました。これは、サウンド機能はさほど高速性を必要としなかったからと見られています。現在はPCIバス接続とUSB接続が一般的です。

SOUND BLASTER 32AWE

やはり、i486の時代から使われていましたが、発売されたのは1994年でした。

SB32AWE

上部にキャッシュメモリ用でしたか忘れましたが、16ビット用のメモリカードを2枚取り付けるコネクタがあります。少し高かったのですが、MIDIの音質はSB32よりも向上して、完全に別物となっています。

これらのカードには、mitumi(ミツミ)電機のCD-ROMドライブを接続するための端子が取り付けられていて、MS-DOS、Windows3.1、WindowsNT、OS/2に対応していました。

SBのISAカード版の寿命はかなり長かったです。

2.オンボードサウンド

PC98規格(NECのPC-9800シリーズとは無関係)の中で、オンボードサウンドの規格が策定され、マザーボードにもサウンド用のチップが内蔵されたので、バックパネルにはサウンド用の端子が出るようになりました。

しかし、一昔前のSB16相当の音質なので、コンピュータミュージック/ゲーム用途での使用には耐えられる音質ではありません。勿論ビジネス用途では全く問題ありませんが、コンピュータミュージック(特にMIDI音源)という向きでは満足できないことになります。ノートPCのサウンドはほとんどがこれです。

年々規格が新しくなるにつれ、6chオーディオが主力になり、中にはサウンドブラスターLive用のチップを内蔵させた豪華なマザーボードも発売されています。

SOUND BLASTER

初期のSB16から始まり、改良してオンボードMIDIの音質を向上させたSB32、ここまではISAバス接続が用いられてきました。

現在の製品は、DVD鑑賞などでの多チャンネル再生を意識したLive!シリーズ、Live!よりも3D音声処理に優れたAudigyシリーズ、コアなゲーマー向けのより高性能なハードウェア処理を実現したX-Fiシリーズなどがリリースされています。PCIバス接続の内蔵タイプのほか、USB接続の外付タイプもあります。

いずれも、SoundFontというサンプラー音源に対応しており、あらゆる音色を読み込むことができます。

また同社が開発する3DサウンドAPI「EAX」を一部の廉価版製品以外ではチップ内に内蔵しており、エミュレートでの実装しかしていない他社製品の追従を許していません。X-Fiシリーズでは高性能なチップを用いこのEAX処理をより繊細かつ高速に行うことができます。

どれを選ぶと良いか

PCIバス接続、USB接続、PCカード型とがありますが、PCIバススロットに空きがあるなら、PCIバス対応品を選ぶと良いでしょう。但し、差し込むバスによって相性があるようで、万一思わぬ動作が起きるようなら、差し込むスロットを変えると上手く動作します(経験あり)。

PCI接続SOUND BLASTER

幾つかパッケージがあります。また、SBではPCI-Expressバス仕様のものもあります。

SBLIVEのPCIカードです。従来のISAバスカードに比べると、小さくなりました。

SBLIVEのPCIカード

後ろにある端子は、ドライブベイ用のパネル(別売)と接続するためのものです。

背面の端子には、外部スピーカー・ライン入力・マイクロフォン・ヘッドフォン端子などが備えられています。

SBLIVEのPCIカード

右にある黄色いコネクタは、ジョイスティックやMIDI関連の機器との接続用で、両方使う場合は分岐コード(別売)を使います。

豪華版のものなら、ドライブベイに取り付けられるパネルが標準付属していて、サウンドブラスターとは付属のケーブルで繋ぎます。

ドライブベイにつけられるパネル

マイク端子やヘッドホン端子、ボリュームといった、前面にあると便利なコネクタが用意されています。

ドライブベイにつけられるパネル

これは、別売でも用意されています。

USB接続は、PCIスロットに空きがない場合などの他、ノートPCや省スペースPCでの用途に適します。相性問題もありません。

PCカード用は勿論ノートPC専用ですから、旅行先などでサウンド機能を利用したい場合には最適でしょう。

オンボードサウンド

PC98規格準拠のものとそれを発展させたものとがあり、MIDI音源の音質はSB16相当のため音質はよくありません。それ以外は、wavファイルの再生、CD/DVDの再生の音質は問題ありませんし、付属ソフトでボリューム等の調整が図れます。

コンピュータミュージックを楽しむ目的でもなければ、今ではオンボードサウンドで十分DVDやブルーレイの再生も楽しめる。MIDIで音楽を再生するには音質が悪いので、やはりSOUNDBLASTERシリーズを使った方がよい。

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