ATXマザーボードに使われているインタフェース

ASUS P5VDMX SE Micro-ATXボード

P5VD2-MX SEはASUS社のマイクロATXボードで、これを例に取り上げます。下にあるのはPentium Dual Core。

現在使われているマザーボードはATX規格のものですが、これに使われているインタフェースをマイクロATXボードを例に紹介しておきましょう。なお、これはノートPCでも使われている規格が多くあります。

ATXに比べるとやや小さく、PCIスロットが少ないですが、通常のATXケースにも収められ、現在の使用用途(インターネットやウェブページ作成など)には問題はありません。WindowsXP Professionalで運用中。

バックパネルに出ているインタフェース

バックパネル

バックパネルのカバーは現在、マザーボードに付属しているものをケースに取り付けるようになっています(マザーボードによってコネクタの位置が異なる為)。

1.PS/2コネクタ:PS/2規格に対応したキーボード/マウスを取り付けるためのもので、レガシーインタフェースの一つです。コネクタの色はキーボードはパープル2、マウスはグリーン3と決められています。USBマウス/キーボードも変換コネクタで接続できます。

2.パラレルポート:プリンタ接続用のものです。セントロニクス規格が昔から使われています。

3.シリアルポート:シリアル(RS-232C)規格の機器を接続するためのもので、モデムや望遠鏡コントローラ接続に使われます。

4.RGBコネクタ:オンボードビデオ出力の端子で、とりあえずすぐにモニタに接続して使うことができます。

5.USBポート:規格は2.0以上で、初期の1.0とも互換性があります。

6.LANコネクタ:文字通り、LANコードを繋ぐためのもので、PC同士の接続やブロードバンドで使います。

7.サウンドコネクタ:オンボードサウンド入出力のためのものです。青は録音端子、緑はヘッドホンや外部スピーカ、赤はマイクを繋ぐのに使います。

これらのうち、パラレルポートとシリアルポートを廃止したマザーボードもあるほか、中にはPS/2マウスの端子を廃止したものもあります。

このマザーボードでは使われていませんが、以下のような端子がでているマザーボードもあります。

SATA:外部接続のSATA規格のハードディスク等を繋ぐためのもので、赤色になっています。

IEEE1394:デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどに使われている規格です。DV-I端子。

S/P DIF:オーディオ機器のデジタル接続の規格です。

内部用インタフェース

SATA/ATAPIコネクタ:ハードディスクやオプティカルディスク(CD-ROM/DVD等)接続のためのもので、接続のしやすさや高速性能から、ATAPI(E-IDE)から徐々にSATAへ移行しつつあります。勿論変換コネクタが別売されているのでATAPIのディスクをSATAで使うことはできます。

SATA端子

通常は赤色ですが、黒色のものもあります。今のところは、ハードディスク関連の製品がでている程度で、DVD関連の機器などは少ないです。

SATA端子

拡張スロット

ビデオカードやその他の増設カードを取り付けるためのもので、PCIバス/PCI-Expressバスが搭載されています。

PCIバス:汎用の拡張インタフェースで、サウンドやビデオキャブチャカードはここへ取り付けます。

PCIバス

PCI Express x1:PCIの速度がボトルネックになりつつあるために登場した汎用の次世代PCIバスですが、まだ対応カードは少ないようです。

PCI-Express×1

PCI-Express:ビデオカード取り付け用スロットです。

PCI-Express×16

ここには、PCI-Express x1のカードを取り付けることができます。

前面へ引き出せるコネクタ類

USB/IEEE1394:キーボードやマウスはPS/2コネクタで接続したままにできますから後ろにあっても差し支えありませんが、USB関連機器は頻繁に取り付け/取り外しをするものですから、前面にあった方が何かと便利であり、大抵のマザーボードでは外部へ引き出せるようにコネクタが用意してあります。

USB端子

USB端子

別売のコードを使って、USB端子を増設するためのものです。このマザーボードでは2個ついており、ケースのバックや前面(ケース前面に端子がついていることが必要)に引き出すことができます。

AAFP端子

AAFP端子

オーディオ端子を外部に引き出すための端子で、ヘッドホン端子とマイクロホン端子を引き出すことができます。なお、これを利用するには、ケースにそれらの端子がついていることが必要です(現在市販のケースであればすべてついている)。

その他、フロッピードライブやATAPI(E-IDE)用のコネクタが用意されていますから、従来の規格のハードディスクやDVDも内蔵することができます。但し、最近のマザーボードではフロッピー用の端子は必ずついていますが、ATAPI用の端子は1個に減っているものが多くなってきています。その場合は、SATAとATAPI変換コードを使ってATAPIハードディスクを繋ぐ必要があります。

オンボード機能

バックパネルに端子がでていますが、すでに書いたように、マザーボード上からケーブルで引き出すこともできます。

サウンド機能:PC-98規格策定後、オンボード化されましたが、音質(特にMIDI音源))は今ひとつなものが多いようです。但し、ビジネス用途限定なら問題はないです。

ビデオ機能:オンボードビデオがある場合は、別途ビデオカードを買わなくてもよさそうですが、本体メモリとの共用になることやグラフィックスを駆使するような用途には向いていない場合が多いようです。

ATXとマクロATXの違いは、今や拡張スロットの数だけと思ってもよい位であり、価格面ではマイクロATXの方が分が上がる。ATXケースであっても、敢えてマイクロATXを使いコストダウンすることもある。

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