セレストロン代理店はビクセンに戻ることに

セレストロン代理店は1999年11月に当時のタスコジャパンー現サイトロンジャパンーが代理店契約を結んで長年販売してきました。2019年12月31日をもってセレストロンとサイトロンジャパンとの代理店契約は終了となり、在庫一掃セールを行っている状況ですが、製品によってはかなり安く販売されています。

2019年12月18日付のビクセンHPによると、セレストロンと日本総代理店契約を締結し、取り扱い製品、販売時期などについては今後ご案内するので、しばらくお待ちくださいとのことです。

セレストロン社との日本総代理店契約締結のお知らせ(ビクセン公式)

もっとも、サイトロンジャパンが取り扱い開始する前は、ビクセンが国内販売していたので、元に戻ったわけです。

かつてビクセンが扱っていた頃のことなど

ビクセンがかつて扱っていた時代(~2002年頃)は、OTAと自社赤道儀とのセット販売を中心に、OTA単体でも販売しており、特にC8は当時としてはかなり安い値段で販売されていたので、普及率も高かったと思います。インチサイズの製品名を使わずSC200L,SC235L,SC280L,SC350の製品名にしており、かなり前はセレストロンのコーポカラーであるオレンジ鏡筒が有名でした。1994年頃から白塗りに変更しています。

例外として、協栄産業とのコラボ製品であるEX仕様はC8EX,C9 1/4EX,C11EX,C14EXの名前で出しており、黒塗り鏡筒が印象的でした。

アトラクス赤道儀はSC280L(C11)を載せることを目的に開発されたのは割とよく知られており、GPDの強化版であるGPXもSC280Lを搭載できる仕様になっていました。GPXはSS2000PC非対応でしたが、望遠鏡販売店によってはSS2000PCを装備して販売していたところもありました。

何故か、SC350L対応赤道儀は自社開発がなかったようでしたが...。

タスコジャパン-サイトロンジャパン-時代

セレストロン社がアメリカ・タスコ社の傘下に入ったことからか、日本での代理店はタスコジャパンに移ったわけですが、当初販売されたのはNexterと呼ばれる片持ち式卓上型経緯台望遠鏡です。その後、NexterGPSという現行のCPC経緯台の前身にあたる機種が発売されました。なお、2009年6月にタスコジャパンからサイトロンジャパンに社名が変わりました。

OTA(鏡筒)単体が発売されるのはかなり遅い方で、ビクセン時代よりも価格はかなり上昇しています。

親会社である米タスコ社が倒産したときはライバルのミードはセレストロンを買収する動きがあったものの、当局からは待ったがかかり、破産裁判で会社の存続が認められ元の経営者に戻っています。2004年にセレストロンはシンタ社の子会社になっています。

セレストロンオリジナルの赤道儀としては、CGE赤道儀とそのモデルチェンジ機CGE-PRO、廉価版であるCGEMシリーズ、ビクセンGPとどことなく似ているAVXシリーズなどがあります。また、CGEーPROに代わる赤道儀としてCGXとその強化版CGXーPROが発売されています。

20年ほどサイトロンジャパンが代理店を行ってきましたが、2019年12月31日をもって終了となり、サイトロンジャパン経由で販売された製品についてはできるだけのサポートをするとアナウンスされています。

再びビクセンに戻ることに

2020年からはセレストロンの日本総代理店は再びビクセンとなりますが、今後販売される製品や価格が気になるところです。

OTAは間違いなくラインナップされるでしょうが、赤道儀や経緯台機もフルラインナップすることを期待したいと思います。

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あとがき
FACEBOOKのセレストロンジャパンページを見ると代理店の移管が恨めしそうな文章になっているが(※個人の感想です)、筆者が最初に購入したのがビクセン時代、C8EX(ビクセンと協栄産業とのコラボ製品)とGPDのセット品で約30万円。そういう経緯があるので、今回セレストロン代理店が18年ぶりにビクセンに戻るのは注目のニュースだった。
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