ほとんどのソフトがWindows3.1用になりつつある1994年秋、FM TOWNSII FreshES/ETは全機種アクセラレータが内蔵されています。型番のSはスタンダード、Tはテレビチューナー内蔵の意味でしょうか。
486DX2 66MHz搭載、価格は据え置きで性能アップしています。ワープロソフトには富士通のOASYSがインストールされていましたが、今回から一太郎モデルもラインナップされました。
FM TOWNSII Fresh・ES/Fresh・ET スペック
CPU:全機種486DX2 66MHz
CPUアップグレード:可(ODPスロットに実装)
メインメモリ:8MB/最大72MB(拡張RAMモジュール用スロットに実装)
スプライトメモリ:128KB
VRAM:512KB
漢字ROM:512KB(JIS第1,第2水準256KB,辞書ROM)
時計機能:年月日、時分秒(電池によるバックアップ)
Fresh E搭載アクセラレータ:CirrusLOGIC社製 CL-GD5430(VRAM1MB)
表示能力
640×480ドット:1677万色中256色 1画面
640×480ドット:4096色中16色 2画面
320×240ドット:32,768色 2画面
360×240ドット:32,768色 2画面
640×400ドット:16色 2画面
スプライト機能:定義数1024個、色数32,786色、サイズ16×16ドット/パターン
特殊機能:ハードウェアスクロール(円筒/球面)、プライオリティ機能
※Fresh E アクセラレータ使用時(Windows3.1のみ可)
1024×768ドット 256色
640×480ドット 256色/65536色/1677万色
サウンド機能
サウンド機能:FM音源(ステレオ6チャンネル),CD-DA(音楽CD)8ビットPCM音源(ステレオ19.2KHz,8チャンネル)
オーディオ端子:LINE IN/OUT(L/R)、外部マイク端子、ステレオヘッドフォン端子
スピーカー内蔵
入出力機器
CD-ROMドライブ:垂直型、倍速、マルチセッション対応
TOWNSパッド:FMT-PD101を標準添付、アタリ規格に準拠
TOWNSマイク FMT-MC101を標準添付
TOWNSマウス:FMT-MO101を標準添付、FM77AVのものとほぼ同一。
キーボード:JISキーボードモデルの場合(型番末尾J1)FMT-KB1071 / 親指シフトモデルの場合(型番末尾J2/S)FMT-KB2071を添付
FDD:2台内蔵(2HD/2DD) ※3モード対応
HDD:340MB
ICメモリカード:JEIDA 4.0準拠(別売)
入出力I/F
RS-232C(シリアル):D-SUB25ピン
セントロニクス(プリンタ):セントロニクス準拠(24ピン)
15ピンアナログRGB出力(D-SUB15)
SCSIⅡ対応I/F端子装備
増設スロット
ICメモリカード:(JEIDA 4.0準拠)用スロット1個内蔵
モデムカード専用スロット:1個
ビデオカード専用スロット:1個 ※Fresh ETはTVチューナーカード実装済み
汎用バススロット:2個
1994年10月30日発売モデル(横置き型)
FM TOWNSⅡFreshESJ1:298,000円 ※一太郎モデル
FM TOWNSⅡFreshETJ2A/S:298,000円 ※OASYSモデル
FM TOWNSⅡFreshETJ1:328,000円 486DX2 66MHz ※一太郎モデル
FM TOWNSⅡFreshETJ2/S:328,000円 ※OASYSモデル
全機種Townsシステムソフトウェア(2.1) / MS-DOS6.2 / Windows 3.1 / 駅すぱあとがインストール済みです。ワープロソフトは一太郎6 R1 / OASYS/Win V2.0(CD-ROM版)いずれかが付属します。CRTは全機種にFMTDP5351Wが付属します。