FM TOWNSII Fresh/Fresh・TV CRT&ソフト付属

Windows3.1の本格的普及が始まったのは1994年に入ってからですが、富士通ではFM TOWNSII Freshシリーズを投入しています。このモデルはWindows3.1の他、ワープロソフトなどもインストール済みとし、CRTも付属しています。PC-9821Cに対抗してラインナップしたような気がしないでもありません。

1993年にはPC/AT互換機であるFMVシリーズを発売していますが、当時はまだ企業用途を想定していました。

FM TOWNSII Fresh/Fresh・TV スペック

CPU:全機種486SX 33MHz

CPUアップグレード:可(ODPスロットに実装)

メインメモリ:6MB/最大68MB(拡張RAMモジュール用スロットに実装)

スプライトメモリ:128KB

VRAM:512KB

漢字ROM:512KB(JIS第1,第2水準256KB,辞書ROM)

時計機能:年月日、時分秒(電池によるバックアップ)

表示能力

640×480ドット:1677万色中256色 1画面
640×480ドット:4096色中16色 2画面
320×240ドット:32,768色 2画面
360×240ドット:32,768色 2画面
640×400ドット:16色 2画面

スプライト機能:定義数1024個、色数32,786色、サイズ16×16ドット/パターン

特殊機能:ハードウェアスクロール(円筒/球面)、プライオリティ機能

サウンド機能

サウンド機能:FM音源(ステレオ6チャンネル),CD-DA(音楽CD)8ビットPCM音源(ステレオ19.2KHz,8チャンネル)

オーディオ端子:LINE IN/OUT(L/R)、外部マイク端子、ステレオヘッドフォン端子

スピーカー内蔵

入出力機器

CD-ROMドライブ:垂直型、倍速、マルチセッション対応

TOWNSパッド:FMT-PD101を標準添付、アタリ規格に準拠

TOWNSマイク FMT-MC101を標準添付

TOWNSマウス:FMT-MO101を標準添付、FM77AVのものとほぼ同一。

キーボード:JISキーボードモデルの場合(型番末尾A)FMT-KB1071 / 親指シフトモデルの場合(型番末尾B)FMT-KB2071を添付

FDD:2台内蔵(2HD/2DD) ※3モード対応

HDD:170MB

ICメモリカード:JEIDA 4.0準拠(別売)

入出力I/F

RS-232C(シリアル):D-SUB25ピン

セントロニクス(プリンタ):セントロニクス準拠(24ピン)

15ピンアナログRGB出力(D-SUB15)

SCSIⅡ対応I/F端子装備

FDD増設端子:1台のみ増設可

増設スロット

ICメモリカード:(JEIDA 4.0準拠)用スロット1個内蔵

モデムカード専用スロット:1個

ビデオカード専用スロット:1個(Fresh・TVはTVチューナーカード実装済み)

汎用バススロット:2個

1994年2月14日発売モデル(横置き型)

FM TOWNSⅡFreshA/B:368,000円 FDD2台 HDD170MB内蔵

1994年6月18日発売モデル(横置き型)

FM TOWNSⅡFreshTVA/B:388,000円 FDD2台 HDD170MB内蔵

全機種Townsシステムソフトウェア(2.1) / MS-DOS6.2 / Windows 3.1 / 駅すぱあと / OASYS/Win V2.0(CD-ROM版)インストール済みです。CRTは全機種にFMTDP5351Wが付属します。

あとがき
PC-9821Cに対抗したような感が強いシリーズで、Windows3.1やOASYS等ソフトをインストール済みとし、CRTも付属して買ってすぐに使えるようになっていた。FMVシリーズを1993年に発売しているが、当分は独自規格のマシンと平行する戦略であった。
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