FM TOWNSII HA/HB/HC Pentium90モデルもラインナップ

Windows3.1日本語版が普及し、Windows95がアナウンスされていた時代は、徐々にPentiumマシンも普及しつつありました。Pentiumは第一世代と第2世代があり、取り付けソケットの形状が違うので互いの装着はできません。当時486DX以上の機種では。ODPによる高速化が流行していました。

Windowsアクセラレーターが標準搭載され、townsモードでも高解像度の利用ができるマシンです。

FM TOWNSII HA/HB/HC スペック

CPU:HAは486DX2 / HBはPentium60(soket4) / HCはPentium90(soket5)

キャッシュメモリ:8KB(CPU内に実装)

メインメモリ:機種によって異なる /.増設可(拡張RAMモジュール用スロットに実装)

スプライトメモリ:128KB

VRAM:512KB

Windowsアクセラレータ:CirrusLogic社製CL-GD5434(VRAM:2MB)搭載(アップグレード対応)

漢字ROM:512KB(JIS第1,第2水準256KB,辞書ROM)

時計機能:年月日、時分秒(電池によるバックアップ)

表示能力

1024×768ドット(48KHz) 1677万色中256色 1画面
1024×768ドット(48KHz) 4096色中 16色 2画面
512×384ドット(48KHz) 32768色表示 2画面
640×480ドット(31KHz) 1677万色表示 1画面
640×480ドット(31KHz) 1677万色中256色 1画面
640×480ドット(31KHz) 4096色中 16色 2画面
640×400ドット(31KHz) 4096色中 16色 2画面
360×240ドット(31KHz) 32768色表示 2画面
320×240ドット(31KHz) 32768色表示 2画面

※Windowsアクセラレータ画像モード

1280×1024ドット(75KHz) 256色表示
1024×768ドット(48KHz) 65536色表示
1024×768ドット(48KHz) 256色表示
800×600ドット(48KHz) 65536色表示
800×600ドット(48KHz) 256色表示
640×480ドット(31KHz) 1677万色表示
640×480ドット(31KHz) 65536色表示
640×480ドット(31KHz) 256色表示

スプライト機能:定義数1024個、色数32,786色、サイズ16×16ドット/パターン

特殊機能:ハードウェアスクロール(円筒/球面)、プライオリティ機能

サウンド機能

サウンド機能:FM音源(ステレオ6チャンネル),CD-DA(音楽CD)8ビットPCM音源(ステレオ19.2KHz,8チャンネル)

オーディオ端子:LINE IN/OUT(L/R)、外部マイク端子、ステレオヘッドフォン端子

スピーカー内蔵

入出力機器

CD-ROMドライブ:垂直型、等速、マルチセッション対応

TOWNSパッド:FMT-PD101を標準添付、アタリ規格に準拠

TOWNSマイク FMT-MC101を標準添付

TOWNSマウス:FMT-MO101を標準添付、FM77AVのものとほぼ同一。

キーボード:JISキーボードモデルの場合(型番末尾J)FMT-KB1071 / 親指シフトモデルの場合(型番末尾S)FMT-KB2071を添付

FDD:2台内蔵(2HD/2DD) ※3モード対応

HDD:内蔵モデルあり。オプションモデルは専用スロット内に実装可

ICメモリカード:JEIDA 4.0準拠(別売)

入出力I/F

RS-232C(シリアル):D-SUB25ピン

セントロニクス(プリンタ):セントロニクス準拠(24ピン)

15ピンアナログRGB出力(D-SUB15)

SCSIⅡ対応I/F端子装備

FDD増設端子:1台のみ増設可

増設スロット

ICメモリカード:(JEIDA 3.0準拠)用スロット1個内蔵

モデムカード専用スロット:1個

ビデオカード専用スロット:1個(ビデオデジタイズ用)

汎用バススロット:3個

ファイルスロット:1個

1994年12月発売モデル(横置き型)

※486DX 66MHzで稼働

FM TOWNSⅡHA2J/S:288,000円 メインメモリ4MB※最大100MB FDD2台 HDD内蔵可

FM TOWNSⅡHA53J/S:388,000円 メインメモリ8MB※最大104MB FDD2台 HDD540MB

※Pentium 60MHzで稼働

FM TOWNSⅡHB22J/S:348,000円 メインメモリ8MB※最大136MB FDD2台 HDD内蔵可

FM TOWNSⅡHB53J/S:428,000円 メインメモリ8MB※最大136MB FDD2台 HDD530MB

FM TOWNSⅡHB53MJ/S:528,000円 メインメモリ8MB※最大136MB FDD2台 HDD530MB※MOドライブをファイルスロットに実装済み

1995年2月8日発売モデル(横置き型)

Pentium 90MHzで稼働

FM TOWNSⅡHC53A/B:473,000円 メインメモリ8MB※最大136MB FDD2台 HDD170MB内蔵

FM TOWNSⅡHC53MA/B:533,000円 メインメモリ8MB※最大136MB FDD2台 HDD340MB内蔵※MOドライブをファイルスロット内実装。

※HCモデルは1995年に価格改定され、HC53A/B:428,000円 / HC53MA/B:488,000円。型番の変更はなし。

HCモデルは1995年度グッドデザイン賞。

HA/HBハードディスク内蔵モデルとHCモデルは、Windows3.1/MS-DOS6.2/towns システムソフトウェア/Pegasusインストール済みです。

正統派のFM TOWNSはこれで終わり、以降はPC/AT互換機上でTOWNSモードをエミュレーションするFMV TOWNSというハイブリッド機へと代わります。

あとがき
Windows95がアナウンスされていたとはいえ、発売日の遅延が続いており、ユーザーをやきもきさせていた時期でもある。後にFM TOWNS用のWindows95(OSR1相当)も発売されるが、485以上搭載機対応(HRでも一応可)でショールームでの申し込みのみとなっていた。
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