FM-TOWNSII モデルSN TOWNSシリーズ唯一のノートPC

FM TOWNS発売当初(1989年)は、機能をすべてノート型に収めることは技術的に不可能で、デスクトップ機のみがラインアップされてきました。

1995年唯一のノートPCとしてラインナップされたのが本機ですが、教育市場向けという位置づけのため、一般には僅かな量しか流通していません。

FM TOWNSII SN スペック

CPU:HAは486DX2 66MHz

キャッシュメモリ:8KB(CPU内に実装)

メインメモリ:4MB,最大36MB(拡張RAMモジュール用スロットに実装)

スプライトメモリ:128KB

VRAM:512KB

漢字ROM:512KB(JIS第1,第2水準256KB,辞書ROM)

時計機能:年月日、時分秒(電池によるバックアップ)

表示能力

640×480ドット(31KHz) 1677万色表示 1画面
640×480ドット(31KHz) 1677万色中256色 1画面
640×480ドット(31KHz) 4096色中 16色 2画面
640×400ドット(31KHz) 4096色中 16色 2画面
360×240ドット(31KHz) 32768色表示 2画面
320×240ドット(31KHz) 32768色表示 2画面

※Windows3.1動作時は640×480ドット(31KHz) 1677万色中256色 1画面

スプライト機能:定義数1024個、色数32,786色、サイズ16×16ドット/パターン

特殊機能:ハードウェアスクロール(円筒/球面)、プライオリティ機能

サウンド機能

サウンド機能:FM音源(ステレオ6チャンネル),CD-DA(音楽CD)8ビットPCM音源(ステレオ19.2KHz,8チャンネル)

オーディオ端子:LINE IN/OUT(L/R)、外部マイク端子、ステレオヘッドフォン端子

小型スピーカー内蔵

入出力機器

CD-ROMドライブ:垂直型、等速、マルチセッション対応

TOWNSマイク FMT-MC101を標準添付

TOWNSマウス:FMT-MO101を標準添付、FM77AVのものとほぼ同一。

キーボード:小型JISキーボード搭載

ポインティングデバイス:ジョイポイント搭載(トラックボールのようなもの)

FDD:1台内蔵(2HD/2DD) ※3モード対応

HDD:340MB内蔵

ICメモリカード:JEIDA 4.1準拠

入出力I/F

RS-232C(シリアル):D-SUB25ピン

セントロニクス(プリンタ):セントロニクス準拠(24ピン)

15ピンアナログRGB出力(D-SUB15)

映像出力:Sビデオ端子/ビデオ端子搭載

SCSIⅡ対応I/F端子装備

FDD増設端子:1台のみ増設可

増設スロット

ICメモリカード:(JEIDA 3.0準拠)用スロット1個内蔵

モデムカード専用スロット:1個

ビデオカード専用スロット:1個(ビデオデジタイズ用)

汎用バススロット:なし

1994年12月発売モデル(横置き型)

※486DX 66MHzで稼働

FM TOWNSⅡSNJ:528,000円

※Windows3.1/MS-DOS6.2インストール済みです。

このマシンはノート型ですが、バッテリ稼働はできず、AC電源で稼働します。

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あとがき
FM TOWNSには競合相手にMac POWER BOOKやPC-9801とEPSON互換機にもノート型が多数ラインナップされていて、かなり新規ユーザー獲得上ハンデとなっていたことはいうまでもないが、唯一のノートPCとしてラインナップされたのが本機である。教育市場向けのため一般には限られた量しか流通しないことと高価なため、さてどれだけ一般の人が使用したのか気になるところである。
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