PC-286VJ 最後の286互換機

「PC-286VG。これが、スタンダードの新基準になる。」

1991年はまだMS-DOSの時代であり、注目されたWindows3.0も専用ソフトが少ない状況でしたから、286マシンでも十分に用が果たせた時代だったといえます。

NECではPC-9801に286の16MHz機をラインしておらず、DX型番機より低く価格設定されており、安く早い機種を求めるなら検討の価値があったと思います。

EPSON PC-286VGスペック

  1. CPU:i80286 16MHzノーウエイト。 ※10 / 6MHz切り換え可能。
  2. ROM:BIOS-ROM/BASIC-ROM:96KB
  3. メインRAM:640KB。14.6MBまで拡張可 ※内部専用スロット6MB、拡張スロット8MB
  4. ビデオRAM:256KB。
  5. テキストRAM:12KB。
  6. テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行。切り換えて使用(8色表示)。
  7. グラフィックス表示:4096色中16色表示。640×400ドット時2画面/640×200ドット4画面 ※モノクロ時画面数はこの倍
  8. 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
  9. FDD:5.25インチ2HD/2DD2台内蔵(増設I/F内蔵)
  10. HDD:20/40/80/100/200MB内蔵HDD(SCSI)がオプションで用意されている。※VJ5Bは40MB内蔵済み
  11. シリアルI/F:RS232C
  12. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  13. マウスI/F
  14. CRT接続アナログRGB、デジタルRGB
  15. サウンド:BEEP音。FM音源3音/SSG音源3音6オクターブ。
  16. 拡張スロット:外部拡張スロット16ビットのCバス4個。内部拡張スロット1個
  17. キーロック:キーボードとリセットボタンをロック可。
  18. 寸法:STD/H20/H40共通 389(W)*347(D)*150(H)㎜。キーボード 470(W)*180(D)*40(H)㎜
  19. 重量:機種により異なる。キーボード 1.5kg

PC-286VG:1991/9発売

  1. PC-286VJ5:228,000円 HDDオプション。本体重量5.0kg
  2. PC-286VJ5B:358,000円 HDD40MB内蔵済み。本体重量10.8kg

年々HDD内蔵モデルの価格が下がっており、HDDの低価格化と大容量化が急速に進んでいると言えます。すでに286マシンも役目を終えつつある時代だった時期であり、EPSON互換機としても286マシンはこれで最後となりました。

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あとがき
まだまだMS-DOS全盛期であり、286マシンでも十分に役割を果たせた時代ではあるが、インテルからの286供給が終わったのかどうかは分からないが、286搭載機はこれで終了となり、以降EPSON互換機は486マシンへと移行した。
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