PC-386G 初のハイレゾマシン

「エキスパートの創造力を刺激する、ハイレゾ対応プロフェッショナルPC。」

これまでは、ノーマルモードの互換機だけ出していたEPSONでしたが、初めてハイレゾマシンを投入しました。また、意図は不明ですが、5インチFDD1台内蔵モデルがラインされました。

EPSONはNECから、NESAバスのライセンスを得ていたという話がウィキペディア等で見られますが、これを採用したマシンは登場しませんでした。基本的に、PC-98RL21/51の互換機と考えれば良いでしょう。

EPSON PC-386Vスペック

  1. CPU:i80386 33MHzノーウエイト ※16/5MHz切り換え可能。
  2. ROM:ハイレゾモード64KB BIOS-ROM搭載。ノーマルモードBIOS-ROM/BASIC-ROM:96KB搭載
  3. メインRAM:ハイレゾモード1.5MB。ノーマルモード1.6MB。14.6MBまで拡張可 ※内部専用スロット12MB、拡張スロット1MB
  4. ビデオRAM:ハイレゾモード512KB。ノーマルモード256KB。
  5. テキストRAM:12KB。
  6. テキスト表示:ハイレゾモード80×25行(8色表示)。ノーマルモード80×25行/80×20行/40×25行/40×20行。切り換えて使用(8色表示)。
  7. ハイレゾモードグラフィックス表示:1120×750ドット4096色中16色表示 ※モノクロ時画面数はこの倍
  8. ノーマルモードグラフィックス表示:640×400ドット2画面4096色中16色表示/640×200ドット4画面4096色中16色表示 ※モノクロ時画面数はこの倍
  9. 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM。ハイレゾ時24×24ドット。ノーマル時16×16ドット。拡張漢字ROM標準搭載
  10. FDD:5.25インチ2HD/2DD2台若しくは1台内蔵
  11. 増設FDDドライブI/F:2HD内蔵済み
  12. HDD:20/40/80/100/200MBいずれか1台内蔵可(SCSI対応)。※H100は内蔵済み
  13. シリアルI/F:RS232C
  14. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  15. マウスI/F:バスマウス
  16. CRT接続アナログRGB
  17. サウンド:BEEP音(オプションでFM音源/SSG音源拡張スロット内搭載可)
  18. 拡張スロット:外部拡張スロット16ビットのCバス4個。内部拡張スロット2個
  19. キーロック:キーボードとリセットボタンをロック可。
  20. 寸法:本体385(W)×356(D)×150(H)㎜。キーボード 470(W)*180(D)*40(H)㎜
  21. 重量:STD約10.1kg。H100約11.8kg。F1:約8.9kg。キーボード 1.5kg

PC-386G:1990/10発売

  1. PC-386G-STD:750,000円 HDDオプション
  2. PC-386G-H100:950,000円 100MB内蔵(SCSI)
  3. PC-386G-F1:725,000円 HDDオプション※5.25インチ2HD/2DDのFDD1台内蔵

日本語表示、という点からは、高解像度を得る為にハイレゾを搭載するのは良いことですが、本体価格だけでなく、CRTの価格もべらぼうに高いものでした。15インチハイレゾ対応CRTは15万円位はしますし、17インチともなれば、PCをもう一台買える位高価でした。

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あとがき
ハイレゾマシンは日本語表示の為には必要であるが、PCだけでなく、CRTも価格だけが唯一の障害といえた。なお、ハイレゾ対応PCの価格は翌年大幅に下げたマシンが登場する。
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