PC-486ME ※1995/7発売~最初で最後のCRT一体型PC-9801互換機

「これが、カンタンがいちばんという人のために生まれた、オールインワンボディの楽マルチ。」

PC-9801ではCRT一体型はあまり人気がなく、そのためかPC-9821C型番機でもCRT一体型に見えるだけで実際にはCRTは本体に載せてあるだけでした。1995/7発売のPC-486MEでは互換機では珍しい15インチCRT一体型です。

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EPSON PC-486MEスペック

  1. CPU:DX2 66MHz。内蔵キャッシュメモリ8KB。ODPの対応なし
  2. ROM:BIOS-ROM/BASIC-ROM
  3. メインRAM:8MB。最大128MB。
  4. ビデオRAM:512KB。ローカルバス接続。
  5. テキストRAM:12KB。
  6. テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行。切り換えて使用(8色表示)。
  7. グラフィックス表示:4096色中16色表示。640×480ドット1画面(Windows使用時のみ)640×400ドット2画面。640×200ドット4画面。
  8. 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
  9. グラフィックアクセラレータ使用時:トライデント社製TGUI9660標準搭載(VRAM1MB)
    640×480ドット1677万色中256色または1677万色
    800×600ドット1677万色中256色または65536色
    1024×768ドット1677万色中256色
  10. FDD:3モード対応3.5インチFDD1台内蔵
  11. HDD:520MB内蔵(エンハンスドIDE仕様)。
  12. CD-ROMドライブ:前面スロットに搭載済み(トレイタイプ / 4倍速)
  13. シリアルI/F:RS232C
  14. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  15. マウスI/F:バスマウス付属
  16. CRT接続:アナログRGB
  17. サウンド:PCM録音再生機能、FM音源3音、SSG3音、General MIDI対応 / サラウンド・サウンド (スペシャライザー・オーディオプロセッサ内蔵)
  18. 外部拡張スロット:16ビットのCバス2個。PC-486ME1LVMは1個使用済みのため空きは1個
  19. 内部拡張スロット:メモリスロット1個。専用RAMモジュール用1個。拡張ビデオカード専用スロット1個
  20. キーロック:キーボードとリセットボタンをロック可。
  21. 寸法:368(W)×460(D)×460(H)㎜。キーボードは430(W)×169(D)×40(H)㎜
  22. 重量:キーボードは1.4kg

ラインナップ

  1. PC-486ME1LM:278,000円 22.7kg
  2. PC-486ME1LVM:328,000円 23.0kg ※TV機能/MPEG再生機能/ビデオキャプチャ機能搭載

全モデルMS-DOS5.0とWindows3.1インストール済みです。また、マウスが付属します。今回から、トライデント社製TGUI9660が全モデルに標準搭載(VRAM1MB)され、Windows使用時高解像が使用できます。

全機種に外部MIDI出力端子とジョイスティック端子が取り付けられています。また、通信機能として、FAXモデム(転送速度14.4Kbps/留守録機能/スピーカホン機能)が内蔵されていますが、これはWindows使用時のみとなります。

PC-486ME1LVMではテレビやビデオとの入出力端子がついており、MPEG再生やビデオキャブチャが可能となっています。

PC-9821C型番機とはほぼ互角といえます。その後EPSONはPC/AT互換機上で動作するエミュレーション「98/V」を発売し、PC-9801互換機は終了となりました。

「98/V」は純粋なソフトウェアエミュレータ版とEGC互換チップ等を実装したISAカードと専用ソフトウェアがセットとなったハードウェアエミュレータ版の2種が提供されました。前者にはGRCG相当の描画機能しかサポートしなかったものの、使用条件を満たすPC/AT互換機上であれば機種を選ばず動作するというメリットがあり、後者にはISAスロット1本の消費と引き替えに、ソフトウェア版に比して格段に高速な動作とEGC相当の描画機能が提供されるというメリットがありました。

その後、EPSON PC シリーズは登録ユーザへのアップグレードパーツの優待販売とWindows 95(EPSON PC シリーズ用Windows 95は、最終的に5万本を販売した)の販売をもって、サポートを終了しました。

マルチメディア指向機ということで、サウンド機能の拡充や一部モデルではMPEG再生やビデオキャブチャ機能を搭載した。すでに国内ではPC/AT互換機が急速に普及しつつあり、「98互換機はやめてPC/AT互換機に移る潮時」だと判断したのであろう、PC-9801互換機はこれで最後となった。

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