PC-9801NL 拡張性は低い

「98互換だから、仕事がはかどる。1.3kgだから、機動力抜群。」

V30搭載最後の98NOTEとなったPC-9801NLは、1992年1月発売です。

基本的なハードスペックは、NVと変わりませんが、価格が1万円安くなっています。また、FDDは内蔵を廃止し、専用外付けFDDに変更されました。

PC-9801NLスペック

  1. CPU:V30HLを8MHz/16MHz ※切り換えて稼働。
  2. ROM:N88-BASIC(86)及びモニタ128KB。MS-DOS2MB
  3. メインRAM:標準1.6MB(うち1MBはRAMドライブ兼用)。最大8.6MB(増設RAMカードスロット内)
  4. ビデオRAM:192KB。
  5. テキストRAM:12KB。
  6. テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行 ※切り換えて使用(8階調表示)。
  7. グラフィックス表示:640×400ドット2画面8階調表示/640×200ドット4画面8階調表示
  8. 漢字表示JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
  9. シリアルI/F:RS232C
  10. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  11. マウスI/F:あり
  12. 専用モデムI/F(セカンドバッテリと排他利用)
  13. CRT接続:不可
  14. サウンド:オプション
  15. メモリカードスロット:JEIDA Ver 4.0準拠
  16. 専用外付け3.5インチFDDI/F
  17. 拡張スロット:110ピン拡張バスI/F(バッテリと排他利用)
  18. 内蔵FDD:3.5インチ2HD/2DD自動切り替えFDDを1台内蔵。専用外付けFDD接続可。
  19. 専用1MBRAMドライブ(EMSメモリとしても利用可)
  20. 液晶モニタ:白黒8階調表示。
  21. バッテリ稼働:ニッカド電池(標準装備)、アルカリ乾電池(オプション)。ACアダプタ稼働可
  22. レジューム機能:あり。LCD開閉レジューム機能搭載(98NOTEメニューにより設定可能)
  23. 外寸法:(W)297×(D)170×(H)21㎜ / 1.3kg
  24. 主な添付品:ガイドブック、ACアダプタ、外付フロッピィディスク装置、PC-9801NLクイックシート、保証書、お客様登録カード、ケーブルラベル、サービス網一覧表、グリーティングカード、98NOTEセットアップディスク

バッテリ稼働時間

  1. CPU駆動16MHz時:ニッカドバッテリ3.6時間、アルカリ乾電池(オプション)併用時4.4時間
  2. CPU駆動8MHz時:ニッカドバッテリ6.4時間、アルカリ乾電池(オプション)併用時8.4時間

ラインナップ

  1. PC-9801NL:238,000円

外付専用FDDユニット外形寸法は115(W)×170(D)×21(H)㎜ / 重量350gとなっています。

NVより1万円ほど安く設定されていますが、FDDが外付けになるなど、やや不便な部分があります。またセカンドバッテリが充電式でなく、アルカリ乾電池になるなど、問題のある設計に見えます。また、110ピン拡張バスがバッテリパックと排他使用となっている点、拡張性は低いです。

あとがき
V30は非常に長く使われてきたが、このマシンをもって98NOTEシリーズだけでなく、PC-9801自体からV30搭載機は最終機となった。以降は、98NOTEでも386SX以上のCPUのみが使用されることとなり、V30に引導が渡された形となった。
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