PC-9801US ※1992年7月発売~CPUはFXよりも上のコンパクトな名機

「欲しいと思っていた、家族みんなで使えるコンパクト32ビット」

前モデルUR/UFは特にゲームソフトの動作で問題があり(ゲームソフトハウス側でもUR/UFでは動作保証しないことが多かった)、PC-9801CSのコンポーネントを流用する形で後継機として投入された。CPUは386SXの16MHzでFXよりも向上している。Windows3.0を意識した内容にもなっている。

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PC-9801USスペック

  1. CPU
    i386SX 16MHz、メモリアクセスノーウエイト。
  2. コプロセッサ
    使用可(i387SX)
  3. ROM
    N88-BASIC(86)及びモニタ96KB。
  4. メインRAM
    1.6MB。最大14.6MBまで拡張可(内部スロットに2MBまで内蔵可。残りは拡張カードスロットに増設)
  5. ビデオRAM
    256KB。
  6. テキストRAM
    12KB。
  7. テキスト表示
    英数カナ80文字×25行 / 80文字×20行 / 40文字×25行文字 / 40文字×20行 ※切り換えて使用。
    文字及びグラフィック記号(248種)
    リバース、ブリンク、シークレット(キャラクタ単位に指定可)、8色表示カラー(黒、青、赤、マゼンタ、緑、シアン、黄、白。キャラクタ単位に指定可)
  8. カラーグラフィックス
    640×400ドット2画面
    640×200ドット4画面
    ※アナログRGB接続時4096色中16色
    ※デジタルRGB接続時8色表示
  9. モノクログラフィックス
    640×400ドット4画面
    640×200ドット16画面
  10. 漢字表示標準搭載
    文字構成:16×16ドットゴシック体
    文字種類:JIS第1水準漢字2965種、JIS第2水準漢字3384種、非漢字885種、ユーザー定義文字機能188種、拡張漢字388文字
    画面構成:40文字×25行、40文字×20行
    ※グラフィックス/テキスト画面に表示可
  11. 画面合成
    テキスト/グラフィックス画面の合成可(優先順位付け可)
  12. バックグラウンドカラー
    8色表示可(専用高解像度ディスプレイ使用時)
  13. 内蔵FDD
    3.5インチ2HD/2DDのFDDを2台内蔵。
  14. 外付けFDD用I/F
    2HD
  15. HDD
    内蔵可(98NOTE用)
    ※内蔵モデルはMS-DOS3.3Dインストール済み
  16. キーボード
    (スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
    セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続)
  17. シリアルI/F
    RS232C準拠
  18. プリンタI/F
    セントロニクス社仕様準拠
  19. マウスI/F
    バスマウス対応
  20. CRT接続
    アナログRGB、デジタルRGB/モノクロディスプレイ(共用端子)。
  21. サウンド
    FM音源3重和音、PSG音源3重和音の計6重和音8オクターブ。外部オーディオ接続端子付き
  22. 拡張スロット
    16ビットのCバス2個。拡張カードスロット1個(98NOTEと互換)
  23. サービスコンセント
    1個
  24. 電源
    AC100V±10%、50/60Hz
  25. 使用条件
    10~30℃,20~80%(但し結露しないこと)
  26. 外寸
    本体(W)×305×(D)240×(H)87㎜
    キーボード(W)435×(D)180×(H)34㎜
  27. 重量
    US:4.5kg
    US40:4.8kg
    US80:4.8kg
    キーボード:1.2kg
  28. 主な添付品
    キーボード、電源ケーブル、アース線、保証書、お客様登録カード、ソフトウェア使用条件許諾書、ケーブルラベル、サービス網一覧表、グリーティングカード
  29. 添付FD
    N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2)、ユーティリティディスク、98トレーニングディスク
  30. マニュアル3冊
    ガイドブック、N88-BASIC(86)ガイド(HDDなしモデルのみ)、MS-DOS3.3D関連マニュアル(ユーザーズガイド、インストールガイド) ※MS-DOS3.3D関連マニュアルはHDD内蔵モデルのみ
  31. 発売
    1992年7月

デジタルRGB端子とモノクロディスプレイ端子は共用。

PC-9801USラインナップ

  1. PC-9801US
    なし(内蔵可/98NOTE用HDDパック)
    価格248,000円
  2. PC-9801US40
    40MB内蔵(98NOTE用HDDパック)
    価格358,000円
  3. PC-9801US80
    80MB内蔵(98NOTE用HDDパック)
    価格418,000円

※HDD内蔵モデルにインストール済みのMS-DOS3.3Dはバージョンアップの対象外。

拡張スロットが2個の他は、PC-9801FXよりもCPUが向上しているし、しかも価格が安くコンパクトであるのが大きな特徴である。98NOTEと互換のカードスロットがあるので、98NOTE用のカードオプションも使うことができる。また、HDDやメモリ増設は98NOTE用を内蔵できるようになっている。

メモリが1.6MB内蔵となっているので、MS-DOSにEMSを設定すれば、ほとんどのMS-DOSアプリは十分だ。Windows3.0を使うのなら、内部メモリスロットに2MBを増設すれば、3.6MBになるので、とりあえず対応することは可能である。

USは、家庭用に意識して、テレビCMにもよく流され(「98買いに行こう」がキャッチフレーズ)、場所をとらないコンパクト機、しかもWindows3.0が動くことをPRした。家庭用に意識、というコンセプトは、まもなく登場するPC-9821(初代機)に引き継がれた。

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