PC-9801UV11 コンパクトな縦置きマシン

「省スペースと低消費電力を実現した高機能のパーソナル16ビット」。

1988/03発売のPC-9801UV11は、UV21のモデルチェンジ版で、見た目の印象はとても小さい、ということだ。基本縦置きにして使う、ということのようだ。

UV11は、RA/RS/RXが全盛期だった頃も人気が高く、納期まで数ヶ月待ちとなったことがあるという。RA/RS/RXシリーズは価格が高かったことも関係していそうだ。

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PC-9801UV11スペック

  1. CPU
    V30を8MHz/10MHz ※切り換えて稼働。
    コプロセッサ使用可。
  2. ROM
    N88-BASIC(86)及びモニタ96KB。
  3. メインRAM
    640KB。最大6.6MB(拡張スロット内増設)
  4. ビデオRAM
    256KB。
  5. テキストRAM
    12KB。
  6. テキスト表示
    英数カナ80文字×25行 / 80文字×20行 / 40文字×25行文字 / 40文字×20行 ※切り換えて使用。
    文字及びグラフィック記号(248種)
    リバース、ブリンク、シークレット(キャラクタ単位に指定可)、8色表示カラー(黒、青、赤、マゼンタ、緑、シアン、黄、白。キャラクタ単位に指定可)
  7. カラーグラフィックス
    640×400ドット2画面
    640×200ドット4画面
    ※アナログRGB接続時4096色中16色
    ※デジタルRGB接続時8色表示
  8. モノクログラフィックス
    640×400ドット4画面
    640×200ドット16画面
  9. 漢字表示標準搭載
    文字構成:16×16ドットゴシック体
    文字種類:JIS第1水準漢字2965種、JIS第2水準漢字3384種、非漢字885種、ユーザー定義文字機能188種、拡張漢字388文字
    画面構成:40文字×25行、40文字×20行
    ※グラフィックス/テキスト画面に表示可
  10. 画面合成
    テキスト/グラフィックス画面の合成可(優先順位付け可)
  11. バックグラウンドカラー
    8色表示可(専用高解像度ディスプレイ使用時)
  12. キーボード
    (スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、10ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
    セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続)
  13. シリアルI/F
    RS232C準拠
  14. プリンタI/F
    セントロニクス社仕様準拠
  15. マウスI/F
    バスマウス仕様
  16. 内蔵FDD
    3.5インチ2HD/2DD両用FDDを2台内蔵。
  17. 外付けFDD用I/F
    2HDのFDD接続可
  18. HDD
    外付け可(I/Fボード別売、拡張スロット内に実装)
  19. カセット(CMT)
    オプション、拡張スロット内に実装可(300ボー/1200ボー)
  20. CRT接続
    アナログRGB、デジタルRGB、モノクロディスプレイ
  21. サウンド
    FM音源3重和音、PSG音源3重和音の計6重和音8オクターブ 外部オーディオ出力端子あり
  22. 拡張スロット
    16ビットのCバス2個
  23. サービスコンセント
    1個
  24. 電源
    AC100V±10%、50/60Hz
  25. 使用条件
    10~30℃,20~80%(但し結露しないこと)
  26. 外寸法
    本体:(W)305×(D)240×(H)87㎜
    キーボード:(W)435×(D)180×(H)34㎜
  27. 重量
    本体:5.1kg
    キーボード:1.2kg
  28. 主な添付品
    ガイドブック、ハードウェアマニュアル、N88-日本語BASIC(86)ユーザーズマニュアル、N88-日本語BASIC(86)リファレン スマニュアル・N88-日本語BASIC(86)プログラミング入門、N88-日本語BASIC(86)リファレンスブック、キーボード、アース線、電源ケーブル、保証書、お客様登録カード、ケーブルラベル、サービス網一覧表、グリーティングカード、N88-日本語BASIC(86)システムディスク、ユーティリティプログラムディスク、PCトレーニングディスク、未使用フロッピー1枚
  29. 発売
    1998/03
  30. 価格
    265,000円

UV11は、Uシリーズの中では唯一、サウンドメモリの切り離しが利かず、この領域を使う増設メモリの使用ができない。

コストパフォーマンスは高いマシン

PC-9801の中では随一コストパフォーマンスが高く、お買い得だったことは間違いない。但し、初めてPC-9801を購入するとすれば、の話で、すでにPC-9801を持っている人にはこのマシンに買い換える必要性はない。

増設RAMの互換性がないのはよくない。増設メモリをUV21等から流用できず、買い換えざるを得ないのではEMSの設定もできない。どうもPC-9801はモデルチェンジの度お金がかかるようにできているようだ。

また、この大きさでHDDを内蔵させることも技術的にはそれほど難しいことではないだろう。HDDを含めたコンポーネントが組めれば良いのだが、このままでは「一坪マシン」から一歩も出られない。

寸評:小さくなって使いやすい

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あとがき
PC-9801ではCRTとの一体型モデルは人気がなく、むしろコンパクトなUシリーズの方が人気があった。いろいろいわれるPC-9801だが、ベストセラーになるにはなるだけの理由がある。他社のマシンを持っているユーザーもこのマシンを持っていると何かと重宝すること間違いなかろう。
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