「キャンビーで、創造力が目を覚ます。」Cu16/H modelA/B ※1996/11発売
「学んで遊んで大満足。暮らしに仕事に大活躍。」Cu16/H modelA2/B2 ※1996/11発売
Cu型番機最後のCu16は15インチCRT一体モデルです。ソフト盛りだくさんのコンセプトもこれまでと同じです。
1996/11発売から9ヶ月後、1997/8にモデルチェンジされましたが、価格引き下げだけで、135,000円も安くなっています。
PC-9821Cu16/Hスペック
PC-9821Ct20/Cu16カタログより
- CPU
Pentium(TM)プロセッサ(166MHz) - チップセット
Intel 430VX(TritonVX) [PCI Rev:2.1] - ROM
BIOS/システムセットアップメニュー他128KB ※プラグ&プレイ対応 - 漢字ROM
320KB - メインRAM
32MB。F.P.DRAM NONパリティー - メインRAM増設
最大128MB。
※本体標準実装の増設RAMサブボード(2枚)を取り外し、増設RAMサブボード(32MB)4枚実装した場合。 - VRAM
1MB。最大2MB
※ビデオ/テキスト/アクセラレータ共用 - テキスト表示※MS-DOS時のみ
英数カナ:80文字×25行/80文字×20行。
漢字(16ドット、ゴシック体):40文字×25行/40文字×20行
キャラクタ単位にアトリビュート設定可(リバース、ブリンク、シークレット、カラー8色)。グラフィックス画面とは独立表示(合成可) - グラフィックス表示
640×400ドット2画面4096色中16色表示。
640×480ドット2画面1677万色中256色 - 内蔵アクセラレータチップ
Trident社製Providia9685
※ビデオアクセラレーション機能搭載。
※本体内ローカルバス接続。 - アクセラレータ画面
640×480ドット(256色/65,536色/1,677万色)
800×600ドット(256色/65,536色/1,677万色)
1,024×768ドット(256色/65,536万色) - 漢字表示※MS-DOS時のみ。
JIS第1水準/JIS第2、拡張、約7,600字。 - キーボード
(スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続) - FDD
3モード対応3.5インチFDDを1台内蔵。 - HDD
1.6GB内蔵。Windows95インストール済み。 - 内蔵CD-ROM
6倍速CD-ROMドライブ内蔵。 マルチセッション対応 - シリアルI/F
RS232C準拠 - プリンタI/F
セントロニクス社仕様準拠 - マウスI/F
バスマウス付属 - サウンド
エンハンスドFM音源機能[86互換FM音源及び拡張FM音源(FM音源20音)]PCM録音/再生機能。BEEP音。
マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)
ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)
ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
※マイクロホン付属 - スピーカ出力
ステレオスピーカー/アンプ内蔵。スーパーウーファオプション。 - MIDI音源
ソフトウェアシンセサイザー機能搭載(GS、GM演奏モード対応) - テレビ機能
テレビチューナー受信チャンネル:VHF(1～12ch)/UHF(13～62ch)音声多重対応
外部ビデオ 2系統(内1系統はS映像入力対応)
合成表示 Windows上でフルスクリーン、またはまたは120×90～600×450ドット(縦横比固定:横40ドットまでの任意サイズ、縦30ドット単位)で合成表示可能 - ビデオ出力機能
ビデオ端子を持つTV/ビデオなどへ出力可
※解像度640×480ドット表示でWindows95利用時のみ。RGB出力との排他で使用 - ビデオキャブチャ
TV放送および外部ビデオの静止画像及び動画像取込み可能 - デジタル動画再生
ソフトウェアMPEG再生機能(ビデオCD2.0) - 通信機能
モデム(通信速度14.4Kbps)、FAX通信機能。 - PCIスロット
1個。
※別売アクセラレータの実装不可。 - 拡張スロット
テレビチューナー/ビデオキャブチャ専用スロット:実装済み。
FAXモデム専用スロット FAXモデムを実装済み。
MIDI音源サブボード専用スロット:実装可
MPEG再生サブボード専用スロット:実装可 - ワイヤレスリモコン付属
電源ON/OFF、一部の制御キー、98TV、98プレーヤなどの制御 - パワーマネージメント
あり(内蔵FDD/HDDモータ、省エネ対応モニタの制御) - 電源
AC100V±10%、50/60Hz
使用条件
10～30℃,20～80%(但し結露しないこと) - CRT
15インチCRT一体型。
解像度 640×400ドット、640×480ドット、800×600ドット、1,024×768ドット。 - 外形寸法/重量
本体:386(W)×430(D)×458(H)㎜(ゴム足含む)/ 約23.8kg
キーボード 439(W)×183(D)×31(H)㎜/1.2kg - 主な添付品
取扱説明書、キーボード、マウス、単一指向性マイクロホン(スタンド付)、ボーカルマイク、リモコン送信機、システムインストールフロッピィディスク、システムインストールCD-ROM、サービス網一覧、お客様登録カード、保証書等。
※使用するOS/アプリによっては、上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。
PC-9821Cu16インストール済みソフト
- PCIセットアップユーティリティ、キッズメニューボード、ミッキーとミニーのおしゃべり絵はがき、ディズニーのスクリーン・シーン「トイ・ス トーリー」(日本語版)、Internet Explorer 3.0 for Windows(R)95 日本語版、Internet Mail and News、NetMeeting(TM) for Windows95 、BIGLOBEサインアップナビ、NIFTY Manager、Angel Line for Windows、ホームページアドレス集、PC-VANナビゲータ(Ver1.62) 、98TELFAX(リモコン対応) 、98インスタントTELFAX(スピーカホン対応) 、日英辞書引き君(単文変換版)(Windows95版)、英日辞書引き君、英日ちょっと辞書引き君、英日翻訳アダプタ、てきぱき家計簿 Windows マム、通信カラオケソフト「シングる」Ver2.00n、通信ジューク カラオケ、98TV、98カレンダ、アドレス帳、98プレーヤ、98インスタントCDプレーヤ、98インスタントTV、98Timer、98マッププレー ヤ、デジタルブック表示ソフト、デジタル動画(MPEG)再生ソフト(SoftPEG(TM)) 、MAGICFLIGHT、アルバム工房Light、FontAvenueクリップツール、テキストリーダ、FD/CD表示 、遠隔保守ルーツ、ウィルスチェッカー(JADE Scan Vakzin Limited) 、DWANGO for Windows 95、Big Red Racing デモ、日本棋院の囲碁入門、坊ちゃん、パソコン用語集。
ワープロソフト(一太郎/Word いずれかインストール済み)
- 一太郎Ver.7.1 for Windows JustNet機能強化版
- Word for Windows(R)Ver.6.0日本語版
PC-9821Cu16添付ソフト
- ディズニーのアニメーション・ストーリーブック「ライオン・キング」(日本語・英語 二か国語版)、ディズニーのアクティビティー・センター「ライオン・キング」(日本語版)、ディズニーのアニメーション・ストーリーブック「プーさんとは ちみつ」(日本語・英語 二か国語版)、ディズニーのアニメーション・ストーリーブック「トイ・ストーリー」(日本語版)、チュートリアルCD-ROM (Windows95チュートリアル Qハチチュータ、インターネットチュータ、98FilM工房)、「くりっく亭」1号店 家庭料理館、三省堂 国語辞典、コンサイス外来語辞典、必携手紙実用文辞典、パソコン大学一年生。
PC-9821Cu16ラインナップ
※1996年11月発売。価格398,000円。
- PC-9821Cu16/H model A
※一太郎7.1インストールモデル - PC-9821Cu16/H model B
※Word 95インストールモデル
1997/8にモデルチェンジされていますが、変更点は見いだせず、価格を引き下げたものと考えればよいです。ディズニー関係などの一部添付ソフトが削除されています。
※価格は共通。258,000円
- PC-9821Cu16/H model A2
※一太郎7.1インストールモデル - PC-9821Cu16/H model B2
Word 95インストールモデル
書き切れない位のソフトが添付されており、買ったその日からすぐにWindows95を楽しめるようになっています。NiftyServe/BIGLOBEへのサインアップツールを利用してパソコン通信/インターネットに参加することもできます。
コメント
一体型モデルはCRTが故障すると代替CRTがあったとしても本体ごと修理に出さなければならないので仕事に使用をきたすが、分離型ならCRTが故障しても代替CRTと取り替えれば良いだけなので、そういうこともあってか、PC-9801時代からCRT一体型モデルは人気がなかったようである。
