PC-9821La7 La10 搭載CPUの相違点だけ

「快適・自在な先進機能を凝縮。さらに行動力に優れた、携帯98登場。」 ※1996/3発売分

「鮮やかハイレゾTFT。インターネットもすぐできる。新携帯カラーノート。」※1996/7発売分

型番の数字がPentiumクロック周波数を表しており、このようなラインナップは他のPC-9821でも多くあります。このモデルでは、搭載液晶の種類の違いもありました。

高解像度が必要な場合は、外付けマルチスキャンCRTを接続することで実現できますが、通常は液晶画面で用が足りることでしょう。ポインティングデバイスには現在のAT互換機で多く使われているタッチパットが採用されています。

PC-9821La7 La10スペック

  1. CPU:La7 Pentium75MHz。La10 Pentium100 ※内蔵キャッシュ16KB
  2. ROM:N88-BASIC(86)及びモニタ/98NOTE MENU128KB。
  3. メインRAM:8MB ※La10 8ModelA 8ModelBは16MB。
  4. メインRAM増設:増設RAMボードにより最大40MB増設可
    ※La10 8ModelA 8ModelBではメモリ増設時本体標準内蔵の増設RAMボード(8MB)を取り外す必要あり。
  5. テキスト/グラフィックス/アクセラレータVRAM:1MB。
  6. テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行。切り換えて使用(8色表示)。
    ※グラフィックス画面と独立したテキスト画面を継承。
  7. グラフィックス表示:
    La10は640×400ドット(4,096色中16色)、640×400/640×480ドット(4,096色中256色)
    La7は640×400ドット(512色中16色)、640×400/640×480ドット(512色中256色)
    ※グラフィックス画面はローカルバス経由でCPUから直接アクセス可。
  8. アクセラレータ:Trident社製Cyber9320(TM)を搭載。
    La10 / La10/Sは640×480ドット(26万色中256色/65,536色/26万色)
    ※La10/Sモデルのみ800×600ドット(26万色中256色/65,536色)モードあり
    La7は640×480ドット(65,536色中256色/ 65,536色)
    ※外部マルチスキャンCRT接続時の解像度は以下の通り。640×480ドット(1,677万色)、800×600ドット(65,536色)1,024×768ドット(256色)表示可能
  9. 液晶画面:
    La10/Sは10.5インチTFTカラー液晶
    La10は9.5インチTFTカラー液晶
    La7は8.4インチデュアルスキャンSTNカラー液晶。
    ※TFTカラー液晶ディスプレイは4,096色表示。ウィンドウアクセラレータのディザリング機能により65,536色および26万色表示を実現。
  10. 漢字表示JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載。約7,600字。320KB
  11. シリアルI/F:RS232C
  12. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  13. マウスI/F:あり
  14. ポインティングデバイス:98スライドパット標準装備(マウスと排他使用)
  15. CRT接続:アナログRGB
  16. 赤外線通信(IrDA規格に準拠)
  17. サウンド:PCM録音再生機能あり。モノラルスピーカー・マイクロホン内蔵。ヘッドホン出力(ステレオ、ミニジャック)あり
  18. PCカードスロット:TYPEII×2スロット内蔵(TYPEIII×1スロットとして使用可)[JEIDA Ver4.2/PCMCIA 2.1仕様準拠]
  19. 通信機能:La10/SモデルのみFAXモデム添付(PCカードスロット用)
  20. FDD:3.5インチ2HD/2DDの外付けFDD。3モード対応。
  21. HDD:内蔵済み
  22. レジューム機能:LCD開閉レジューム機能搭載(98NOTEメニューにより設定可能)
  23. パワーマネジメント機能:あり(内蔵HDDのモータON/OFF制御、本体液晶ディスプレイの制御等)
  24. バッテリ:ニッケル水素バッテリ。稼働時間は別表参照。
  25. 外形寸法/重量:264(W)×199(D)×39(H)㎜(突起部含まず)
  26. 主な添付品:ガイドブック、ACアダプタ、3.5インチフロッピィディスクドライブ、Windows95添付品セット、Windows95添付品セット返却用封筒、一太郎/ロータス1-2-3関連添付品(modelAのみ)、Excel&Word関連添付品(modelBのみ)、保証書。La10/SモデルのみPC-VANウェルカムキット、meshウェルカムキット添付。

※利用するOS/ソフトによっては上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。

ラインナップ:1996/3発売

  1. PC-9821La7/D5 modalA:価格298,000円 HDD540MB内蔵 1.6kg ※一太郎とLotos1-2-3インストール済み
  2. PC-9821La7/D5 modelB:価格298,000円 HDD540MB内蔵 1.6kg ※Word/Excelインストール済み
  3. PC-9821La10/5 modalA:価格358,000円 HDD540MB内蔵 1.9kg ※一太郎とLotos1-2-3インストール済み
  4. PC-9821La10/5 modalB:価格358,000円 HDD540MB内蔵 1.9kg ※Word/Excelインストール済み
  5. PC-9821La10/8 modalA:価格438,000円 HDD810MB内蔵 1.9kg ※一太郎とLotos1-2-3インストール済み
  6. PC-9821La10/8 modalB:価格438,000円 HDD810MB内蔵 1.9kg ※Word/Excelインストール済み

ラインナップ:1996/7

  1. PC-9821La10/S8 modalA:価格438,000円 HDD810MB内蔵 1.8kg ※一太郎とLotos1-2-3インストール済み
  2. PC-9821La10/S8 modalB:価格438,000円 HDD810MB内蔵 1.8kg ※Word/Excelインストール済み

価格改定(仕様には変更なし)

  1. PC-9821La10/5 modelA,B:価格328,000円
  2. PC-9821La10/8 modelA,B:価格368,000円

バッテリ駆動

  1. La7:標準バッテリ使用時:約1.6時間~2.6時間、セカンドバッテリ使用時(オプション):約3.4時間~5.4時間
  2. La10:標準バッテリ使用時:約1.5時間~2.5時間、セカンドバッテリ使用時(オプション):約3.2時間~5.2時間
  3. La10/S:標準バッテリ使用時:約1.4時間~2.0時間、セカンドバッテリ使用時(オプション):約2.8時間~4.0時間

このモデルでは、Windows3.1とWindows95を最初に選ぶようになっており、Windows3.1(MS-DOS6.3)を選択したときはWindows95添付品セットを同封の封筒で返却するとWindows3.1添付品セットが送られてきます。もっとも、Windows95を選ぶことの方が普通でしょう。標準添付のソフトはWindows95選択の方が種類も多くお得だからです。本機にはバックアップメディアが含まれないため、各自ソフトウェアのバックアップをとる(バックアップツールインストール済み)が、同封の払込書を使って購入する必要があります。

一太郎搭載モデルは一太郎Ver.6.3/R.1 for Windows JustNet 機能強化版です。三省堂ディリーコンサイス英和・和英・国語辞典は含みません。なお、一太郎Ver.7 for Windows95へのフリーパスキャンペーン対象商品(期間:1996年7月31日まで)となっており、添付の「申込シール」を「登録カード」に貼って 返送すると、「一太郎Ver.7 for Windows95」発売後に同製品のCD-ROM版(マニュアルを除く)が無償で送られました。

なお、本機ではMS-DOS3.3は動作しません。

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あとがき
La10/SモデルにはFAXモデムがついており、付属のMesh(現在のBIGLOBE)オンラインサインアップですぐにインターネットを利用できる。もっとも、当時はブロードバンドはまだないから、テレホーダイの時間帯にダイヤルアップ接続なので、利用者は限られたと思う。
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