「マルチメディアのためのハイクオリティー・カラーノート。」
Pentiumを搭載し、PCM録音/再生に対応したマシンで、MS-DOS6.2とWindows3.1がセット済みなのですぐにWindows3.1を利用できる98NOTEです。
ガイドブックは付属しますが、詳細なマニュアルやバックアップディスクは購入券を利用することになります。バッテリ稼働時間はセカンドバッテリをつけてもかなり短いのでやはりACアダプタが必要です。
PC-9821Nfスペック
- CPU:Pentium 70MHz
- ROM:N88-BASIC(86)及びモニタ。98NOTE MENU 32KB。計128KB。
- メインRAM:標準7.6MB。最大39.6MB。(別売のRAMボードを本体内実装)
- ビデオRAM:256KB+1MB(ビデオアクセラレータ)。
- テキストRAM:12KB。
- テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行 ※切り換えて使用(8色表示)。※グラフィックス画面とは独立表示(合成可) ※MS-DOS利用時のみ、アクセラレータ画面との合成は不可。
- グラフィックス表示:640×400ドット2画面4096色中16色表示。※MS-DOS利用時のみ。グラフィックス画面はローカルバス経由でCPUから直接アクセス可。
- ビデオアクセラレータ:CIRRUS ROGIC(R)社製GD5428を搭載(ローカルバス接続) 640×400ドット/640×480ドット(1,677万色中256色または1,677万色) ※マルチシンクディスプレイ接続時は1,024×768ドット(256色)表示可
- 漢字表示JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
- シリアルI/F:RS232C
- プリンタI/F:セントロニクス社仕様
- マウスI/F
- ポインティングデバイス:サムボール内蔵(マウスと排他使用)
- CRT接続:アナログRGB接続可
- サウンド:PCM録音/再生機能あり。
- 拡張バス:198ピン(オプションの変換コネクタで110ピンに対応可)
- PCカードスロット:TypeII*2(Type III*1)[JEIDA Ver4.2/PCMCIA2.1]
- 98NOTEベイ:FDDと排他利用で、セカンドバッテリパック/PCカードスロット増設パック/TVチューナ付きビデオ表示パックいすれか内蔵可能
- 内蔵FDD:3.5インチ2HD/2DDのFDD1台内蔵。3モード対応。
- HDD:内蔵済み ※MS-DOS6.2/Windows3.1インストール済み。
- 液晶:9.5インチTFTカラー液晶
- バッテリ:ニッケル水素バッテリ。セカンドバッテリ(オプション)搭載可(98ノートベイに取り付け可)
- バッテリ稼働時間:バッテリパック1個時 約0.7時間 / バッテリパック2個時 約1.4時間
- レジューム機能:LCD開閉レジューム機能搭載(98NOTEメニューにより設定可能)
- 外形寸法/重量:316(W)×264(D)×66(H)mm(突起部含まず) / 約3.9Kg
- 主な添付品:バッテリパック、ACアダプタ、デモンストレーションプログラム、システムインストールディスク、ガイドブック、ソフトウェア関連マニュアル、バックアップディスク/マニュアルセット購入券、保証書、お客様登録カード、サービス網一覧表
ラインナップ:1995/1発売
- PC-9821Nf/340W:価格690,000円 340MBHDD内蔵
- PC-9821Nf/810W:価格790,000円 810MBHDD内蔵
Lt/Nm/Nfは同じ日に発売されましたが、このNfの価格は同スペックのDOS/V機と比べるとかなり高いです。
スポンサーリンク
あとがき
「f」型番機は初代Pentium採用機である。すでに2代目Pentiumが主流となりつつある時期に初代Pentiumが採用されたラインナップ、ということはよほど在庫が余っていたのか、と推測。
コメントする