PC-9821Ra20/N30 Ra18/N20

「ネットワーク時代のハイエンドデスクトップ。」

R-MATEの愛称がついたRaシリーズは、かつて発売されていた「PC-9801RA」を意識したネーミングだともいわれています。

WindowsNT4.0がインストール済みなので、Windows95の環境より安定して使えます。PentiumProプロセッサのクロック周波数とHDD容量の違いだけなので、ここではまとめて掲載します。

PC-9821Ra20/N30 Ra18/N20スペック

  1. CPU:Ra20/N30 Pentium Pro 200MHz / Ra18/N20 Pentium Pro 180MHz ※内蔵キャッシュメモリ 256KB
  2. チップセット:Intel 440FX(Natoma) [PCI Rev:2.1]
  3. ROM:BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB
  4. メインRAM:32MB ECC対応 EDO DRAM。
  5. メインRAM増設:最大256MB。※本体メモリ専用スロットのサブボード2枚を外し、64MBサブボード4枚と換装する。
  6. ビデオ/テキスト/アクセラレータ共用RAM:2MB。
  7. テキスト表示:英数カナ:80文字×25行/80文字×20行 漢字(16ドット、ゴシック体)40文字×25行/40文字×20行 ※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。切り換えて使用(8色表示)。MS-DOS時のみ可。アクセラレータとの合成不可
  8. グラフィックス表示:640×400ドット2画面4096色中16色表示 or 1677万色中256色表示 ※MS-DOSモードのみ。
  9. アクセラレータ:Trident社製 TGUI9682XGi [VRAM:2MB] ビデオアクセラレーション機能搭載。※専用スロットに実装済み。
    640× 480ドット(256色/65,536色/1,677万色)
    800× 600ドット(256色/65,536色/1,677万色)
    1,024× 768ドット(256色/65,536色)
    1,280×1,024ドット(256色)
  10. 漢字表示JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載。約7,600字。320KB
  11. LAN:内蔵(100BASE-TX<10BASE-Tにも対応>、オンボードPCI接続)
  12. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  13. マウスI/F:バスマウス付属
  14. CRT接続:アナログRGB
  15. サウンド:PCM録音/再生機能(ステレオ)標準装備。BEEP音。
    マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)
    ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
    ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)
    ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
  16. スピーカ:内蔵 (モノラル)
  17. 拡張スロット:16ビットのCバス3個。
  18. PCIスロット:2個。
  19. ネットワーク:内蔵(100BASE-TX[10BASE-Tにも対応] / オンボードPCI接続)
  20. 増設FDDベイ:増設用3.5インチFDDまたはPCカードスロット搭載可
  21. ファイルベイ:1個。8倍速CD-ROMドライブ実装済み。
  22. PCカードスロット:搭載可(増設FDDと排他使用)
  23. 内蔵FDD:3.5インチ2HD/2DDのFDDを1台内蔵。1台増設可
  24. 増設内蔵FDDスロット:増設用3.5インチFDDまたはPCカードスロット搭載可
  25. HDD:Ra20/N30は3GB、Ra18/N20は2GB内蔵済み。※WindowsNT4.0WorkStartionインストール済み
  26. CD-ROM:8倍速CD-ROMドライブをファイルベイに実装。※独自I/F
  27. パワーマネージメント:あり(内蔵FDD/HDDモータ、省エネ対応モニタの制御)
  28. セキュリティ:パワーONパスワード機能、セットアップパスワード機能、I/Oロック機能(フロッピィディスク、シリアル/パラレルI/F)、筐体ロック対応(市販の盗難防止用ケーブルなどを接続。)
  29. 外形寸法:本体 400(W)×410(D)×150(H)mm(ゴム足含む) / 約10.2kg
    キーボード 439(W)×183(D)×31(H)㎜ 1.2kg
  30. インストール済みソフトウェア:WindowsNT Workstation4.0,InternetExplorerVer3.0 for WindowsNT日本語版
  31. 主な添付品:ガイドブック、WindowsNT Workstation 4.0 関連マニュアル、WindowsNT Workstation 4.0 関連バックアップ媒体(CD-ROM、FD)、PCIセットアップディスク(FD1枚)、キーボード、マウス、電源ケーブル、アース線、お客様登録カード、サービス網一覧表、ソフトウェアご使用条件、保証書

※使用するOS/アプリによっては、上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。

ラインナップ:1996年11月発売。

  1. PC-9821Ra20/N30:価格398,000円 ※1997/5/7価格改定:368,000円
  2. PC-9821Ra18/N20:価格358,000円

グラフィックアクセラレータはPCIスロットの3番目側にある専用スロット(実際はPCIバスらしい)に実装されており、これを抜いてしまうと一切何も表示されません。MS-DOSモード(Windows95/MS-DOS6.2)のテキスト/グラフィックス画面もオンボードグラフィックスではありません。このため、「抜いちゃ駄目ボード」と呼ばれることがあります。

InternetExplorerが利用できますが、インターネットに接続するためには、ISDN等に接続する環境が必要となります。

WindowsNT Workstation4.0は市販のものとは異なる部分があるので、必ずバックアップ媒体を使用すること。

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あとがき
前モデルであるRa20/N12と比べると、HDDの容量が増えたこと、CD-ROMドライブが8倍速になったこと位で、後は基本的部分の変更はない。インストールOSはWindowsNT4.0となったが、GUIはWindows95と同じである。USBが普通に使われるのはWindows2000の時代になってからなので、安定性に優れるWindowsNT4.0を選択する方が正しい。
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