「自分を磨く。バリュースター。」
98MATE VALUE STARはV-MATEと呼ばれたことがあり、同時発売のV12との違いはCPUのクリック周波数の違い(120MHz or 133MHz)で、他は相違点がありません。
前モデルと同じく一太郎/123モデルとWord/Excelモデルとがあり、最初の立ち上げ時にWindows3.1かWindows95を選ぶようになっています。FAXモデム装備機もラインされているのも同じです。また、型番は付属するCRT画面サイズも反映しています。
PC-9821V13/S5R or V13/S7Rスペック

- CPU
Pentiumプロセッサ(133MHz)
※内蔵キャッシュ16KB - セカンドキャッシュ
オプション(最大:256KB) - チップセット
VLSI Supercore594(Wildcat)かIntel 430FX(Triton) ※ロットによって異なる。[PCI Rev:2.0] - ROM
BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB - 漢字ROM
320KB - メインRAM
標準8MB
※パリティー無し。 - メインRAM増設
最大128MB。
※本体標準実装のRAMサブボード(2枚)を取り外し、増設RAMサブボード(32MB)を合計4枚実装した場合。 - VRAM
1MB。
※ビデオ/テキスト/アクセラレータ共用 - テキスト表示 ※MS-DOS時のみ可。
80×25行/80×20行/40×25行/40×20行
※切り換えて使用。
文字及びグラフィック記号(248種)
キャラクタ単位にアトリビュート設定可。リバース、ブリンク、シークレット、8色表示カラー(黒、青、赤、マゼンタ、緑、シアン、黄、白)。
※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。アクセラレータとの合成不可 - グラフィックス表示
640×400ドット2画面16色/256色表示
640×400/480ドット(256色) - 内蔵アクセラレータチップ
CIRRUS LOGIC社製 GD5440標準搭載(ローカルバス接続)
※ビデオアクセラレーション機能搭載 - アクセラレータ画面※MS-DOS時利用不可
640×480ドット:256色/65,536色/1677万色
800×600ドット:256色/65,536色
1,024×768ドット:256色 - 漢字表示※MS-DOS時のみ可。
JIS第1、JIS第2、拡張、非漢字等約7,600種 - キーボード
(スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続) - 内蔵FDD
3モード対応3.5インチFDDを1台内蔵。最大2台 - HDD
850MB(E-IDE)。FAXモデム内蔵モデルは1.2GB - CD-ROM
4倍速マルチセッション対応CD-ROMドライブ内蔵。 - シリアルI/F
RS232C準拠 - プリンタI/F
セントロニクス社仕様準拠 - マウスI/F
バスマウス付属 - CRT接続
アナログRGB - サウンド
PCM録音/再生機能(専用スロットに実装可)
マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)
ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)
ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
スピーカ:本体前面内蔵 (モノラル) - 通信機能
S12K model C/DにはFAXモデムボード実装[DATA 28800bps]PC-9801-120相当品(汎用拡張スロットに実装) - PCIスロット
1個あり - 拡張スロット
16ビットのCバス2個
※S12K model C/DにはFAXモデムボード実装済みのため空きは1個。 - ファイルベイ
1個(CD-ROMドライブ内蔵済、取り外し可) - 増設FDDベイ
増設用3.5インチFDDまたはPCカードスロット搭載可 - パワーマネージメント
あり(内蔵FDD/HDDモータ、省エネ対応モニタの制御) - サービスコンセント
1個 - 電源
AC100V±10%、50/60Hz - 使用条件
10~30℃,20~80%(但し結露しないこと) - 外形寸法/重量 ※本体重量はラインナップ参照
本体:380(W)×390(D)×150(H)㎜[ゴム足含む]
キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜/1.2kg - 主な添付品
ガイドブック、キーボード、マウス、バックアップCD-ROM 、Windows95添付品セット(ソフト関連マニュアル、インストール用FD媒体、バックアップCD-ROM)、Windows95返却用封筒、電源ケーブル、アース線、保証書。123及び、Word/Excelには詳細マニュアル付属。一太郎は簡易マニュアルのみ付属、添付の申込書により詳細マニュアル入手可。一太郎/123モデルには一太郎用バックアップCD-ROM1枚が付属、Word/ExcelモデルにはWord Excel用バックアップCD-ROM2枚が付属。FAXモデム内蔵モデルには回線接続ケーブル付属。 - 付属CRT
■PC-9821V13/R5modelC,D型番機には15インチCRTディスプレイ付属
※最大解像度1024×768ドット(マルチスキャン) 約12.5kg
■PC-9821V13/R7modelC,D型番機には17インチCRTディスプレイ付属
※最大解像度1024×768ドット(マルチスキャン) 約19.2kg - 1996/2発売
※使用するOS/ソフトによっては、上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。
PC-9821V13ラインナップ
- PC-9821V13/S5R model A
HDD:850MB内蔵
一太郎/123モデル
重量約9.0kg
1996年2月発売
価格:328,000円 - PC-9821V13/S5R model B
HDD:850MB内蔵
Word/Excelモデル
重量約9.0kg
1996年2月発売
価格:328,000円 - PC-9821V13/S5R model C
HDD:1.2GB内蔵
一太郎/123モデル
※FAXモデル実装モデル
重量約9.2kg
1996年2月発売
価格:378,000円 - PC-9821V13/S5R model D
HDD:1.2GB内蔵
Word/Excelモデル
※FAXモデル実装モデル
重量約9.2kg
1996年2月発売
価格:378,000円 - PC-9821V13/S7R model A
HDD:850MB内蔵
一太郎/123モデル
重量約9.0kg
1996年4月発売
価格:368,000円 - PC-9821V13/S7R model B
HDD:850MB内蔵
Word/Excelモデル
重量約9.0kg
1996年4月
発売価格:368,000円 - PC-9821V13/S7R model C
HDD:1.2GB内蔵
一太郎/123モデル
※FAXモデル実装モデル
重量約9.2kg
1996年4月発売
価格:418,000円 - PC-9821V13/S7R model D
HDD:1.2GB内蔵
Word/Excelモデル
※FAXモデル実装モデル
重量約9.2kg
1996年4月発売
価格:418,000円
640×480ドット表示は、MS-DOS6.2使用時かWindows3.1/Windows95使用時のみです。またビデオアクセラレーション機能は、MPEG再生時のみとなります。
ファイルベイはデスクトップ形のみあり、既にCD-ROMドライブ取り付け済となっていますが取り外し可能です。
Windows3.1を選択した場合は、添付のWindows95返却用封筒でWindows95添付品セットを返却することで、Windows3.1添付品セットを入手することが出来ます。
結局の所、CPUのクロック周波数の違いだけです。
コメント
PC-9821の乱造戦略とでもいうべきか・・・、CPUのクロック周波数の違いだけで型番を変えて発売するのは、過去と全く同じ、手詰まり状態なのを反映しているのだ。