「仕事も遊びも、インターネットにも たけたヤツ。バリュースター。」
PC-9821は、デスクトップ型が主流でしたが、V16/M7型番機はタワー型でメンテナンス性もよいです。
一太郎/123モデルとWord/Excelモデルとがあり、全機種FAXモデム装備機です。
PC-9821V16/M7スペック
- CPU:Pentiumプロセッサ(166MHz) ※内蔵キャッシュ16KB
- セカンドキャッシュ:256KB。最大512KB ※標準実装のセカンドキャッシュメモリ(256KB)を取り外し、増設セカンドキャッシュメモリ(PC-9821XA7-B02)を取り付ける。
- チップセット:VLSI Supercore594(Wildcat)[PCI Rev:2.0]
- ROM:BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB
- メインRAM:標準32MB パリティー無し。ECC。
- メインRAM増設:最大128MB。※本体標準実装のRAMサブボード(2枚)を取り外し、増設RAMサブボード(32MB)を合計4枚実装する。
- ビデオ/テキスト/アクセラレータ共用RAM:2MB。
- テキスト表示英数カナ:80文字×25行/80文字×20行 漢字(16ドット、ゴシック体)40文字×25行/40文字×20行。※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。MS-DOS時のみ可。アクセラレータとの合成不可
- グラフィックス表示:640×400ドット2画面16色/256色表示 640×400/480ドット(256色)
- アクセラレータ:Trident社製 TGUI9680XGi 標準搭載CIRRUS LOGIC社製 GD5440 (VRAM:1MB)(オンボードPCI接続)
※ビデオアクセラレーション機能搭載
640×480ドット:256色/65,536色/1677万色
800×600ドット:256色/65,536色
1,024×768ドット:56色/65,536色
1,280×1,024ドット(256色) - 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載。約7,600字。320KB
- シリアルI/F:RS232C
- プリンタI/F:セントロニクス社仕様
- マウスI/F:バスマウス付属
- CRT接続:アナログRGB
- サウンド:PCM録音/再生機能(専用スロットに実装可)
マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)
ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)
ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面) - スピーカ:内蔵(モノラル)
- 通信機能FAXモデムボード実装[DATA 28800bps](汎用拡張スロット×1占有) ※PC-9821-120相当品
- 拡張スロット:16ビットのCバス3個 ※FAXモデム占有のため空きは1個
- PCIバス:PCIスロット2個あり
- ファイルベイ:3個(CD-ROMドライブ内蔵済のため空きは2個)
- 内蔵FDD:3.5インチ2HD/2DDのFDDを1台内蔵。
- HDD:3GB内蔵済み(E-IDE)。
- CD-ROM:6倍速マルチセッション対応CD-ROMドライブ内蔵。(専用I/F)
- パワーマネージメント:あり(内蔵FDD/HDDモータ、省エネ対応モニタの制御)
- 17インチCRTディスプレイ付属 ※最大解像度1024x768ドット(マルチスキャン) 約19.2kg
- 外形寸法:195(W)×446(D)×425(H)㎜[ゴム足含む] 13.4kg
キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜/1.2kg - 主な添付品:ガイドブック、キーボード、マウス、チュートリアルCD-ROM、Windows95関連マニュアル、ワープロ/表計算ソフト関連マニュアル、その他ソフトウェア関連マニュアル、電源ケーブル、アース線、お客様登録カード、サービス網一覧、保証書、回線接続ケーブル。バックアップCD-ROM。
※使用するOS/アプリによっては、上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。
ラインナップ:1996/6発売
- PC-9821V16/M7 model C3:1996年10月発売 価格403,000円 一太郎/123モデル
- PC-9821V16/M7 model D3:1996年10月発売 価格403,000円 Word/Excelモデル
640×480ドット表示は、MS-DOS5.0以前では使えません。使用時のみです。またビデオアクセラレーション機能は、MPEG再生時のみとなります。
一太郎マニュアルは簡易マニュアルのみです。添付の申込書により詳細マニュアルを購入できます。
タワー型機では増設FDDスロットが廃止されています。ファイルベイが3個のうち空きが2個あり、そこに増設するので必要ないからでしょう。
仕様は全機種と何も変わるところがありませんが、なんと前機種(C3,D3)に比べるとなんと197,000円もコストダウンしています。
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あとがき
僅か4ヶ月で600,000円が403,000円と、197,000円もコストダウンしている。仕様は変わるところがないのに、である。こういうマイナーチェンジは何ともやりきれない。
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