「仕事も遊びも、インターネットにも たけたヤツ。バリュースター。」
V16モデルと比較すると、CPUのくロックが向上した、ということ位でしょうか。
前モデルと同じく一太郎/123モデルとWord/Excelモデルとがあり、今回からはWindows95インストール済みモデルのみとなっています。FAXモデムは全機種標準装備です。
PC-9821V20/Sスペック
- CPU:Pentiumプロセッサ(200MHz) ※内蔵キャッシュ16KB
- セカンドキャッシュ:256KB
- チップセット:VLSI Supercore594(Wildcat)かIntel 430FX(Triton) ※ロットによって異なる。[PCI Rev:2.0]
- ROM:BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB
- メインRAM:標準32MB EDO。
- メインRAM増設:最大128MB。※本体標準実装のRAMサブボード(2枚)を取り外し、増設RAMサブボード(32MB)を合計4枚実装する。
- ビデオ/テキスト/アクセラレータ共用RAM:1MB。
- テキスト表示英数カナ:80文字×25行/80文字×20行 漢字(16ドット、ゴシック体)40文字×25行/40文字×20行。※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。MS-DOS時のみ可。アクセラレータとの合成不可
- グラフィックス表示:640×400ドット2画面16色/256色表示 640×400/480ドット(256色)
- アクセラレータ:CIRRUS LOGIC社製 GD5440標準搭載(ローカルバス接続) ※ビデオアクセラレーション機能搭載
640×480ドット:256色/65,536色/1677万色
800×600ドット:256色/65,536色
1,024×768ドット:256色 - 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM/JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載。約7,600字。320KB
- シリアルI/F:RS232C
- プリンタI/F:セントロニクス社仕様
- マウスI/F:バスマウス付属
- CRT接続:アナログRGB
- サウンド:PCM録音/再生機能(専用スロットに実装可)
マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)
ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)
ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)
ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面) - スピーカ:内蔵 (モノラル)
- 通信機能:FAXモデムボード実装[DATA 28800bps]PC-9801-120相当品。 ※拡張スロット1個占有
- 拡張スロット:16ビットのCバス2個 ※FAXモデム占有のため空きは1個
- PCIバス:PCIスロット1個あり
- ファイルベイ:1個(CD-ROMドライブ内蔵済)
- 内蔵FDD:3.5インチ2HD/2DDのFDDを1台内蔵。最大2台
- 増設FDDベイ:増設用3.5インチFDDまたはPCカードスロット搭載可
- HDD:1.2GB内蔵済み(E-IDE)。
- CD-ROM:6倍速マルチセッション対応CD-ROMドライブ内蔵。(専用I/F)
- パワーマネージメント:あり(内蔵FDD/HDDモータ、省エネ対応モニタの制御)
- CRT:S5モデルには15インチCRT、S7モデルには17インチCRT付属
- 外形寸法:380(W)×390(D)×150(H)㎜[ゴム足含む] 約9.8kg
キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜/1.2kg - 主な添付品:ガイドブック、キーボード、マウス、バックアップCD-ROM、チュートリアルCD-ROM、Windows95関連マニュアル、ワープロ/表計算ソフト関連マニュアル、その他ソフトウェア関連マニュアル、電源ケーブル、アース線、保証書。回線接続ケーブル添付。バックアップCD-ROM。加えて、一太郎/123モデルには一太郎/123バックアップCD-ROM、Word/ExcelモデルにはWord/ExcelバックアップCD-ROMが付属。
※使用するOS/アプリによっては、上記ハードウェア機能をサポートしていない場合があります。
ラインナップ:1996/10発売
- PC-9821V20/S5 model C2:価格368,000円 一太郎/123モデル
- PC-9821V20/S5 model D2:価格368,000円 Word/Excelモデル
- PC-9821V20/S7 model C2:価格408,000円 一太郎/123モデル
- PC-9821V20/S7 model D2:価格408,000円 Word/Excelモデル
付属CRTの解像度は以下のようになります。
17インチCRT(S7モデルに付属)
640×400ドット
640×480ドット
800×600ドット
1,024×768ドット
1,280×1,024ドット
(自動切替)
15インチCRT(S5モデルに付属)
640×400ドット
640×480ドット
800×600ドット
1,024×768ドット
(自動切替)
640×480ドット表示は、MS-DOS5.0以前では使用できません。またビデオアクセラレーション機能は、MPEG再生時のみとなります。
ファイルベイは、既にCD-ROMドライブ取り付け済となっていますが取り外し可能です。
一太郎マニュアルは簡易マニュアルのみです。添付の申込書により詳細マニュアルを購入できます。
前モデルであるV16と比較すると、CPUクロックが上げられただけで、その他は変わりない、ということになります。
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あとがき
CPUのクロックを上げてモデルチェンジ、ということは結果的に変更するところがなくなった、ということを物語っている、といってもよい。
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