PC-9821Xt13/C12 ※1995/7発売

「使いやすさの新境地。Windows95.新MATE-Xシリーズ登場。」

PC-9821Xv20/Xv13/Xa16/Xa13/Xc13

PC-9821Xv20/Xv13/Xa16/Xa13/Xc13カタログより

Windows95発売時には、PC-9821Xt13/C12モデルがラインされますが、型番の通り、133MHzPentiumを採用し、タワー型の筐体となっています。

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PC-9821Xt13/C12スペック

  1. CPU
    Pentium(133MHz)
    ※内蔵キャッシュメモリ16KB
  2. チップセット
    VLSI Supercore594(Wildcat) [PCI Rev:2.0]
  3. セカンドキャッシュメモリ:標準256KB。最大512KB
    ※本体標準実装のセカンドキャッシュメモリ(容量:256KB)を取り外し、オプションのPC-9821XA7-B02(容量512KB)を実装した場合。
  4. ROM
    BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB
  5. 漢字ROM
    320KB
  6. メインRAM
    15.6MB。
    ※F.PF.P.DRAM パリティー有り.DRAM パリティー有り
  7. メインRAM増設
    最大255.6MB。
    ※本体標準実装のRAMサブボード(2枚)を取り外し、増設RAMサブボード(32MB)を4枚実装した場合。
  8. VRAM
    512KB(本体テキスト/グラフィックス)+4MB(アクセラレータ)。
  9. テキストRAM
    12KB。
  10. テキスト表示(MS-DOS時のみ)
    80×25行/80×20行/40×25行/40×20行(切り換えて使用)。
    ※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。
    文字単位にアトリビュート設定可能(リバース、ブリンク、シークレット、8色表示)。
  11. グラフィックス表示(MS-DOS時のみ)
    640×400ドット2画面
    ※4096色中16色表示または1677万色中256色表示
  12. アクセラレータチップ
    Matrox社製 MGA-2064W(Millenium)
    ※PC-9821X-B03(アクセラレータ)+PC-9821XB03-01(増設VRAM)相当品を専用スロットに標準実装。
    ※ビデオアクセラレーション機能搭載
  13. アクセラレータ画面 ※MS-DOS時不可
    640×480ドット(256色/65,536色/1,677万色)
    800×600ドット(256色/65,536色)
    1,024×768ドット(256色/65,536色)
    1,280×1,024ドット(256色)
  14. 漢字表示(MS-DOS時のみ)
    JIS第1水準/JIS第2水準漢字、拡張漢字等約7,600種。
  15. キーボード
    (スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
    セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続)
  16. マウスI/F
    バスマウス仕様
  17. CRT接続
    アナログRGB
  18. 内蔵FDD
    3モード対応3.5インチFDDを1台内蔵
  19. HDD
    全機種1GB内蔵済み(SCSI-2)。1台増設可
  20. CD-ROM
    4倍速マルチセッションCD-ROMドライブをファイルベイに実装済み(専用I/F)。
  21. LAN
    内蔵(100BASE-TX<10BASE-Tにも対応>、オンボードPCI接続)
  22. SCSI-2 I/F
    標準装備
  23. サウンド
    PCM録音/再生機能(ステレオ)標準装備。
    マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)。
    ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)。
    ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)。
    ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)。スピーカ出力 (モノラル)。
  24. PCIスロット
    2個。
  25. 拡張スロット
    16ビットのCバス3個。
  26. 増設FDDスロット
    増設用3.5インチFDDまたはPCカードスロット搭載可
  27. ファイルベイ
    1個。
    ※4倍速マルチセッションCD-ROMドライブ実装済み。
  28. PCカードスロット
    搭載可(増設FDDと排他使用)
  29. パワーマネジメント
    内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレイの制御
  30. サービスコンセント
    1個
  31. 電源
    AC100V±10%、50/60Hz
  32. 使用条件
    10~30℃,20~80%(但し結露しないこと)
  33. 外形寸法/重量
    本体:195(W)×426(D)×425(H) ㎜ (ゴム足含む) 約16.7kg
    キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜ 約1.2kg
  34. インストール済みソフト
    MS-DOS(R)6.2、Microsoft(R)Windows(R)3.1、プラグ&プレイソフトウェアサポートソフトウェア、FD/CD表示、Microsoft(R)Video for Windows(R)1.1e(ランタイム版)、ビデオスクリーンセーバ
  35. 主な添付品
    キーボード、マウス、ガイドブック、システムインストールディスク、デモンストレーションプログラム、バックアップCD-ROM、PCIセットアップディスク、ソフトウェア関連マニュアル、マニュアルセット購入券、電源ケーブル、アース線、保証書
  36. 1995/7発売
  37. 価格690,000円

ファイルベイは4倍速CD-ROMドライブが実装済となっているので空きはありません。このモデルから、アクセラレータボードの信号が一旦本体に読み込まれ、本体RGB出力される方式が採用されています。なお、Windows95発売後は同スペックでWindows95/Windows3.1いずれか選択にしたPC-9821Xt13/K12にマイナーチェンジされています。

CRT接続は、本体出力からケーブルでアクセラレータボード(スロット内装着済み)に接続し、改めてCRTに接続する、という方式になっています。

同スペックのDOS/V機と比較すると、どうしても倍近く高い印象があり、どのくらい売れていたのか疑問もある。
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