PC-9821Xt ※1994/7発売~X-MATEのタワー機

「プロが求めるこの仕様。」

前年(1993年)のOh!PCではPC-9821でもDOS/V機などと同様にタワー型が標準的になると書かれていましたが、それを実現したのがこのPC-9821Xtで、のちのバリュースターなどで採用されるタワー型の原型ともいえるものです。

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PC-9821Xtスペック

  1. CPU
    Pentium 90MHz ※セカンドキャッシュ内蔵(256KB)
  2. ROM
    BIOS、N88-BASIC(86)、システムセットアップメニュー他128KB
  3. メインRAM
    15.6MB
  4. RAM増設
    最大255.6MB。※本体メモリ専用スロットのサブボードを外し、32MB×8枚実装することで可。サブボードは同容量2枚単位で実装する。
  5. ビデオRAM
    512KB(本体グラフィックス)+2MB(アクセラレータ画面)
  6. テキストRAM
    12KB。
  7. テキスト表示 ※MS-DOS時のみ
    80×25行/80×20行/40×25行/40×20行
    ※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。
    文字単位にアトリビュート設定可能(リバース、ブリンク、シークレット、8色カラー)
  8. グラフィックス表示 ※MS-DOS時のみ
    640×400ドット2画面4096色中16色表示 or 1677万色中256色表示
  9. アクセラレータ
    Matrox社製のMGA-II。本体PCIスロットに実装済み
  10. アクセラレータ画面
    640×480ドット (1677万色中256色/1,677万色)
    1024×768ドット (1677万色中256色/オプションで1,677万色全色可)
    1280×1024ドット(256色)
  11. 漢字表示 ※MS-DOS時のみ
    JIS第1、JIS第2、拡張
  12. キーボード
    (スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
    セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続)
  13. シリアルI/F
    RS232C準拠
  14. プリンタI/F
    セントロニクス社仕様準拠
  15. マウスI/F
    バスマウス仕様
  16. CRT接続
    アナログRGB
  17. サウンド
    PCM録音/再生機能(ステレオ)標準装備。
  18. サウンド入出力
    マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)。
    ライン入力(ステレオ、ミニジャック、本体背面)。
    ヘッドホン出力(ステレオ、ミニジャック、本体前面)。
    ライン出力(ステレオ、ミニジャック、本体背面)。
    スピーカ出力(モノラル)。
  19. 拡張スロット
    16ビットのCバス5個。
    PCIスロット3個。但しそのうち2個をアクセラレータ/SCSI I/F実装のため空きは1個となる
  20. CD-ROM
    4倍速、マルチセッション、SCSI-2 I/F仕様を1台実装済み
  21. 内蔵FDD
    3モード対応3.5インチFDDを1台内蔵
  22. HDD
    1GB内蔵(E-IDE仕様)専用HDDベイを利用することで最大5GBまで実装可。
    ※MS-DOS5.0A/Windows3.1インストール済み。
  23. パワーマネジメント
    あり(内蔵FDD、省エネ対応のディスプレイの制御)
  24. 電源AC100V±10%、50/60Hz
    温湿度条件:10~35℃、20~80%(ただし結露しないこと)
  25. 外形寸法
    本体:195(W)×426(D)×425(H)㎜(ゴム足含む)
    キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜
  26. 重量
    本体:約17.2Kg
    キーボード:約1.2Kg
  27. 付属ソフト
    PCIセットアップユーティリティ
    プラグ&プレイサポートソフトウェア
    解像度切替ユーティリティー

ビデオアクセラレータはPC-9821X-B01-01相当を標準実装のため1024×768ドット (1677万色中256色/1,677万色) を標準使用できます。

ラインナップ

  1. PC-9821XtC10W 1994年7月発売1,000,000円 ※1994/12/9価格改定840,000円

DOS/V機などではCD-ROMドライブは倍速が多く専用I/Fカードが付属していましたがPC-9821ではA-MATE時代からSCSI-2を利用することが多かったです。

ほぼ同スペックのDOS/V機よりも倍以上も高価格であり、これならDOS/V機を選択する人が増えてもおかしくはなかったと思われる。

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