PC-98XL2 高価なコンピュータが好きなメーカー?

「限りない可能性を秘めた32ビット機」

PC-98XLの上位機種として、初のi386DXを搭載したマシンがPC-98XL2(ダブル)で、1987年10月発売。

PC-98XL2スペック

  1. CPU:i80386 16MHz(H)/V30 8MHz(N) ※切り換えて稼働。
  2. ROM:(N)N88-BASIC(86)及びモニタ96KB。(H)64KB
  3. メインRAM:1.5MB。最大14.6MB(専用スロットに増設)
  4. ビデオRAM:(N)256KB。(H)512KB
  5. テキストRAM:12KB。
  6. テキスト表示:80×25行/80×20行/40×25行/40×20行※切り換えて使用(8色表示)。
  7. グラフィックス表示:(H)1120*750ドット1画面。4096色中16色表示/(N)640×400ドット2画面16色表示/(N)640×200ドット4画面16色表示
  8. 漢字表示:JIS第1水準漢字ROM、JIS第2水準漢字ROM、拡張漢字ROM標準搭載
  9. シリアルI/F:RS232C
  10. プリンタI/F:セントロニクス社仕様
  11. 8インチFDD外付け用I/F:オプション
  12. 5.25インチFDD外付け用I/F(2HD)
  13. 増設用HDD端子:SASI
  14. マウスI/F
  15. カセット(CMT):オプション、拡張スロット内に実装(300ボー/1200ボー)
  16. CRT接続アナログRGB
  17. サウンド:BEEP音(オプションでFM音源/SSG音源拡張スロット内実装可)
  18. 拡張スロット16ビットのCバス4個
  19. 内蔵FDD:5.25インチ2HD/2DD自動切り替えFDDを2台内蔵。
  20. 内蔵HDD:40MB内蔵(増設可)

HDDは、SASI仕様の40MBのものが内蔵されていますが、2台目はこの上が空いているので、ここに取り付けます。

なお、机の上に置くと場所をとりすぎるため、床の上に置けるよう、縦置き台も用意されています。

NECは高価なパソコンが好きなのか、本体に数値データプロセッサ、メモリボード、メモリボードのサブボードと取り付けるととても個人で買えるようなパソコン、とは言いがたいのが分かります。

OSには、MS-DOS、MS-Windows/386、そして次世代OSとして期待されていたMS-OS/2が用意されました。

PC-98XL2:価格988,000円

まさかこのような高価なマシンを購入して自己満足に浸る(?)人がいたのかどうかは...。個人にも何とか手が届く32ビット機は翌年発売のPC-9801RAシリーズからとなります。

よいパソコン悪いパソコンの評価

無理して32ビット機を買ったという満足感(?)だけではしょうがない。今は様子を見るというのも一つの方法だ。今はこれをお勧めする。また、ビジネスユースならPC-9801RAシリーズを待つことだ。

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あとがき
高価なコンピュータが好き、というのがNECというメーカーだったのだろうか、PC-9821の登場までこのような高価なマシンが出たものである。
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