Sky-Watcher EQ8 GOTO 赤道儀について

ご存じの通り、Sky-Watcher(SYNTA社)ブランドから、大型赤道儀であるEQ8マウントが発売されています。最大搭載重量50kgですが、このクラスにしては国内販売価格498,000円と安い方でしょう。

専用のアタッシュケース入りで、キャスターがついているので移動・収納にも配慮しています。

Sky-Watcher EQ8 GOTOの特徴など

  1. マウント重量は約25kg(三脚は含まず)、三脚約29.4kg、バランスウエイト10kg×2個付属、ウエイト軸約2.6kg。
  2. モーターはパルスモーター、対恒星時4段階800倍速。
  3. P-PEC機能あり。
  4. SkyScanコントローラー、英語表示。
  5. オートガイダー端子付き。アリミゾはロスマンディ規格(セレストロンCGEと同じ)。極軸望遠鏡はオプション。

ロスマンディの赤道儀とカラーリングやデザインはよく似ています。三脚を取り付けると特にその印象が強いです。セレストロンはロスマンディと業務提携していて、そこでCGE赤道儀を製作してもらっていたこともあるそうです。

外国製の赤道儀ではGPSレシーバーで初期設定を自動化しているものがありますが、EQ8ではSkyScanコントローラーを使用しており、別売のGPSレシーバーが接続できるはずと思います。

エンコーダーは赤経/赤緯両軸についている「デュアルエンコーダー」、手動で動かしたとしてもマウントは現在の位置を認識できるようになっている、従ってマウントのアライメントが失われる心配をすることなく手動で操作することができる、とのことです。

EQ8赤道儀本体にはSkyScan接続端子、オートガイダー端子、カメラシャッターボタンを制御するためのSNAP端子があり、露光時間とフレーム数の組み合わせを、最大8つまでセットでき、SkayScanコントローラーから行います。キャノンデジタル一眼レフ用リモートコードが付属します。PCとの接続はSkyScanコントローラーにシリアル接続するもので、シリアル→USB変換アダプタが必要です。ファームウェアの更新や市販プラネタリウムソフトを使用できます。

極軸合わせは北極星が見えない場所でも行えるようにポーラアライメント機能があります。

EQ8にはホームポジション設定機能があり、指標合わせを自動的に行います。

これらの機能を見ると、セレストロン赤道儀の機能と共通している部分が多々ありますが、SYNTA社はセレストロンの親会社であり製造部門でもあるので、納得できます。

こ の赤道儀は最大搭載重量50kgまで可、ということで、同じブランドから発売されているニュートン反射BKP300を載せるのにもちょうど良さそうです。 価格は10万円を切る安さながら26.36kgと重量がある反射なので、国内赤道儀ではかなり高価なものしか対応できませんが、この赤道儀なら余裕で搭載できます。勿論ロスマンディ規格の大型アリミゾなのでそのまま搭載できます。

現在望遠鏡販売店では、直営店の趣味人か協栄産業で取り扱いがあります。

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あとがき
国内メーカーの赤道儀で最大搭載重量50kg以上となると、軽く100万円を超えてしまうが、それよりはるかに安い価格で購入できる。サポート体制がしっかりしているのであれば、購入を勧めてもよい製品である。なお画像は著作権の観点から掲載は見合わせた。
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