SkyWatcher(R)社のOTA3機種

Celestronの親会社であるSkyWatcher(R)(中国シンタ社)から、30㎝ニュートン反射・18㎝マクストフカセグレン・15㎝屈折が2012年1月から国内販売開始ということで、この中で30㎝ニュートンの驚異的安さには驚きます。

1.BKP300 (30cmF5ニュートン式反射鏡筒)

口径30㎝、F5(1500mm)仕様のニュートン式反射鏡筒です。サイズは1450×355mmと大きくなります。付属品を含まない重量は14.4kgです。付属品は鏡筒バンド、アリミゾレール、8倍50mmファインダーとなっています。99,750円。

2.BKMAK180 (18cmF15マクストフカセグレン式反射鏡筒)

口径は18㎝クラスとしては124,750円と安価です。F15(焦点距離2700mm)。サイズは500×216mmと比較的コンパクトで、C9 1/4程でしょうか。付属品を含まない重量は7.8kgとなっています。付属品はアリミゾレール、9倍50mmファインダーとなっています。

3.BK15012 (15cmF8アクロマート屈折鏡筒)

口径は15㎝で、99,750円とこれもまた安価です。F8(焦点距離1200mm)。サイズは1200×150mm、重量は5.09kg。付属品は2インチ天頂ミラー、アリミゾレール、9倍50mmファインダー。

いずれも定価は安いですが、販売店では値引きもあるのでかなり安くなると思います。この中で、BKP300はニュートン反射の中ではかなり安く、国内で生産すれば数十万はいくはずなので、やはり価格相応という気はします。価格は驚異的に安いので、十分な調整をすれば十分使えるものと思います。但し、重量は14.4kgとかなりあるので、赤道儀はかなりがっちりしたものでないとぐらつくことは必至で、タカハシEM400クラスか、ビクセンAXD、といったものが必須でしょう。ケンコーのSE250(14kg)と同じように扱うのが良いかと思います(EQ-Proに載せるのも方法)。

BKMAK180はマクストフカセグレン(MC)で、協栄産業サイトではSXWにも十分載せられる、とはありますが、この上のSXDクラスの方が赤道儀が重いので(MC7.8kgに対し8.8kg)なので、できればそうした方が良いと思います。

BK15012は15㎝アクロマート屈折で、これは重量は国内メーカーのものとあまり大差ないので、SXWでも大丈夫な気はします。

共通しているのは、口径50㎜のファインダーが付属していること、ビクセン規格のアリミゾ固定方式となっていることです。

SkyWatcherブランドの赤道儀は販売されるかは分かりません。これは、シンタ社がケンコーにOEMしているEQマウントと同じものだからです。

SkyWatcher社はCelestronの親会社ですが、両社者の関係は

・・・2005年4月にSW Technologyというデラウェア州にある会社と、SyntaTechnologyという中国の会社の支社によって買収されるまでのことである。Syntaはビクセンやセレストロンのような会社によって設計された商品のコピーとなる天文部品の主要メーカーである。

セレストロンwikipediaにより引用)

日本ではサイトロンジャパンが代理店業務を行っています。ドブソニアンは既に発売済で、機種によっては入荷待ちになるほど人気があるようで、ドブソニアンでは珍しいGOTO望遠鏡も揃えられています。

協栄産業

趣味人

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あとがき
SkyWatcherはSYNTA社のブランド名だが、価格が安い割には導入精度が高い、とする報告が多い。KENKOのSEシリーズもすべてSYNTAのOEMで価格も安い。そういう事情もありフォトコンテストの機材データで頻繁に登場するようになったし、中には最優秀賞もある。ニュートン反射の光学性能は荒削りな部分もあるので、趣味人あたりで購入して調整してもらうとよいだろう。
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