予想通り・・・SX2赤道儀発売(2014/2/28)

昨年SX赤道儀が生産終了となり、上位のSXD2等ではパルスモーター(ステッピングモーター)搭載機となっているので、同じくパルスモーターに換装したSX2赤道儀が出るのではないか、と予想していましたが、その通りSX2赤道儀がCP+で発表、発売がアナウンスされました。

SX2赤道儀ではSTARBOOK ONEが搭載され、これには自動導入機能はありませんが、別売オプションとしてSTARBOOKTENが単体発売され、これに換装することで自動導入が可能となります。

SX2赤道儀とSTARBOOKONE

デザインは同じ金型で生産しているため、SXP/SXD2と同じで、アリミゾ標準装備となっており、カラーリングは白一色で白いモーターカバーに黒文字で「SX2」と入ります。価格はSXWに比べると25,000円上昇しており20万円となります。ベアリングは5個とSXWは1個だったので増えています。極軸望遠鏡はオプションとなります。バランスウエイトは1.9gが付属します。

STARBOOKONEは自動導入機能はなく、上下左右動作、オートガイダー接続、PEC機能搭載、赤色液晶に8文字*2行表示、などとなっています。PC接続機能はありません。

自動導入装置は今回から単体販売されるSTARBOOKTENを接続することで利用できます。STARBOOKTENはモーターは付属せず単体のみで販売され、100,000円ということになります。STARBOOKTENはSX2/SXD2/SXP/AXDに対応し、他の赤道儀への対応はありません。

AXDのダウンサイジング機であるSXPはベアリングは15個使用(かつてラインされていた初代STARBOOK搭載のニューアトラクスより多く使われている)、軸材はスチール製、歯車には真鍮材を使用、STARBOOKTENと極軸望遠鏡は標準装備、バランスウエイトは3.7kg/1.9kg両方が標準で付属となっています。アリミゾはオプションとなっています。P-PEC標準搭載(エンコーダ搭載)。価格は380,000円。

直接の上位機にあたるSXD2はベアリングは9個使用、軸材はスチール製、歯車には真鍮材を使用、STARBOOKTENと極軸望遠鏡は標準装備、バランスウエイトは3.7kg/1.9kg両方が標準で付属となっています。アリミゾ標準装備です。価格は320,000円。

SX2赤道儀にSTARBOOKTENを接続すると300,000円、SXD2では320,000円で2万円の価格差です。SX2には極軸望遠鏡がないのでこれを買い足すとSXD2との価格差は僅か5,000円になり、さらにSXD2相当にするためバランスウエイト3.7kgを買い足すと逆にSXD2よりも1,000円高くなります。

(※価格は税別)

これなら最初からSXD2を購入した方が本体機能だけでなく、経済性にまで差がつくことになります。元々SX2は全自動が前提なので、STARBOOKONEでは機能不足であることを必ず実感するでしょう。また極軸望遠鏡は赤道儀には必要なものですから、SX2本体価格の安さだけで買うとSTARBOOKTENと極軸望遠鏡が欲しくなったときに後悔する仕掛けになっています。昔の8ビット機のラインナップみたいだが・・・。

他のブログの方も述べられているように、削ってはいけないものは削ってはいけない(全自動前提の赤道儀である以上、自動導入コントローラーをオプション扱いにしてはいけない)ということです。中にはSX2は経営判断で出してはいけないとまでいう人もありました。

参考出展された新赤道儀

GP/GPD赤道儀はカスタム化されており、分解してプレートなどを組み合わせていろいろな使い方ができるという特徴がありますが、参考出展された新赤道儀は現行のGP2/GPD2の後継ではないかと思われるもので、やはり分解していろいろとパーツを組み合わせて使うことができるようです。

標準でパルスモーターが組み込まれており、STARBOOKONEがコントローラーに採用されていました。

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あとがき
予想通りSX2赤道儀がラインナップされ、SX3兄弟がラインナップされた、ということになります。もしビクセンの赤道儀で、SX2とSXD2ではどちら、と聞かれれば、迷わずSXD2の方を勧めるでしょう。理由は本文で書いたことにつきます。SX2とSXD2の関係は、昔の8ビット機にあったPC-8001MK2とPC-8801mk2の関係に似ていて、上位機を買った方が本体機能だけでなく、経済性にまで差がつく、という点にあります。
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