TOMIX コキ50000系 2779/2780/2785在籍

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TOMIXコキ。奧から、コキ50000、コキ250000、コキ350000

コキ50000は、旧国鉄が製造したコンテナ車です。1971年より3200両以上製造され、12ftコンテナ5個、20ftコンテナ3個が積載可能となりました。JR貨物に継承後は、ブレーキの応答性を高めた250000番台への改造や110km運転対応にした350000番台への改造、耐久性を高めた灰色台車への乾燥などが行われ、21世紀初頭まで運用されました。

コキ50000系JR貨物3種類

21世紀に入ってから、台枠シースルー化やデッキ部分の変更が行われたもので、おそらく新規金型に造り直したのだと思います。

TOMIX 2785コキ50000手すり側から

初期製品はデッキ手すりはユーザー取り付けだったのを取り付け済みとしたり、赤い反射板に対応させたりしています。なお、反射板取り付けには、ピンバイスで穴開け改造が必要な部分があり、上級者向けとしています。

コキ50000系パッケージ

※国鉄時代のコキ50000/コキフ50000は除きます。

TOMIX 2785コキ50000グレー台車パッケージ

コキ50000グレー台車(品番2785)。実車は、走行中に台車のひび割れが発生したため、全車改良型の灰色台車に換装されました。

TOMIX 2779コキ250000パッケージ

コキ250000(品番2779)。ブレーキ装置を改良した形式で、全車改良型の灰色台車に換装されました。コキ100系の増備に伴い、他のコキ50000系と入り交じって使用されました。

TOMIX 2780コキ350000パッケージ

コキ250000(品番2780)。ブレーキ装置を改良し、110km運転対応した形式で、スーパーライナーに充当されていました。やはり全車改良型の灰色台車に換装されました。コキ100系の増備に伴い、スーパーライナー運用から順次外れ、他のコキ50000系と入り交じって使用されました。

コキ50000系の外観

台枠シースルー構造ですがバランスウエイトは台枠にはめ込んであるのみなので(つまり配管はプラ製でウエイトを兼用していない)、旧製品より軽くなっています。

TOMIX 2785コキ50000台枠シースルー構造

コキ50000は、台車を換装した他は改造した部分はなく、21世紀初頭まで長く使用されました。後釜のコキ107の増備に伴い、全車運用離脱しました。

TOMIX 2779コキ250000台枠シースルー構造

当初はコキ250000のみで編成が組まれましたが、コキ100系の増備に伴い、他のコキ50000系と入り交じって使用されました。ブレーキ装置を弄った形式ということもあり、2012年に運用離脱となった形式。

TOMIX 2780コキ350000台枠シースルー構造

コキ350000のみで編成が組み、スーパーライナーの運用についていました。コキ100系の増備に伴い、スーパーライナーからは離脱し、晩年は他のコキ50000系と入り交じって使用されました。やはりブレーキ装置された少数派ということもあり、2008年とコキ250000より早く運用離脱した形式。

TOMIXコキシリーズ付属の反射板

編成末尾に取り付ける赤い反射板も付属。デッキ手すり側に取り付けるには、ピンバイスで孔をあけ、ゴム系接着剤でくっつけるので、上級者向けとしています。

TOMIXお家芸の品番だけ換えて新製品とする、という流れで、この製品もやはり価格据え置きで新品番とされ、その後さらに2両セットとなったため、再度品番も変わっています。勿論同じ金型であるのは変わりません。また、いずれにもテールライト付きもラインナップされ、編成末尾のテールライト点灯も再現可能です。

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