Vixen 2011年カタログから

Vixen から2011年カタログが送られてきたので、その中から幾つか取り上げてみたいと思います。なお、同封されていたのは天体望遠鏡・双眼鏡関連・顕微鏡の計3冊と情報誌So-TEN-Ken春号(vol.38)です。

Vixen天体望遠鏡カタログの表紙は、昨年2010年に発売されたAXD赤道儀にAX103Sを載せたジュラポール三脚仕様のセット(1,612,800円)のもので、三脚の黒白と夕方の情景が何か独特な雰囲気を与えます。

今回の天体望遠鏡コレクションカタログでは、当然の如くAXDとStarBook10が目玉になっていますが、お楽しみは最後、というわけでもないでしょうが、例の如く最後の方(望遠鏡パーツ手前)に載っています。

掲載されている望遠鏡セットの新製品としてはSXDとNA140SSfのセットで、511,350円となっており、Vixenオリジナルのネオアクロマート屈折鏡となっています。EDレンズ仕様のものと比べると大口径でも安くなりますが、撮影よりも眼視向きと評価があるようです。

既に書いたとおりですが、SXとGPでは赤道儀と三脚/ピラーの接続方式が統一規格になり、これによったSXG三脚/SXGピラーがラインナップされ、カタログに載っている望遠鏡セットはすべてこのSXG三脚が付属します。なお、従来のGPをSXG三脚に載せる場合や新規格のGPを従来のGP用三脚に載せる場合のアダプタも合わせて新発売されています。

AXD赤道儀とその望遠鏡セットは従来のNAT赤道儀関連が2ページだったのに対し、今回は3ページと1ページ増えています。AXD望遠鏡セットはジュラポール三脚(TR三脚と称している)またはピラーとのセットになり、アイピースは別売になっています。TR三脚は何故か開き止めステーがない仕様になっており、強度的には大丈夫ということなのでしょうが、あれば三角板を取り付けてちょっとしたものがおけただけに、ちょっと惜しい気もします。ピラーとのセットはハーフピラーもセットされており、望遠鏡を載せてみると東京スカイツリーみたいな印象があります。

GP用のモータードライブはSBTypeSの他、自動導入しない人向けのパルスモータMT-1も用意されており、新しくDD-3コントローラがラインされています。これは、従来のDD-2が部品調達の問題からモデルチェンジしたもので、SBIG仕様の端子がついているので、すぐにガイド撮影に使うことができます。SBTypeS/DD-3orMT-1は自分で簡単に取り付けることができますが、Vixen本社でも有料で行ってもらえます。なお、DD-3の発売に合わせて、GP2ガイドパックもSXG仕様の三脚をセットしたGP2ガイドパックSにマイナーチェンジされています。

SXP赤道儀or望遠鏡セットとポータブル赤道儀ポラリエについては今回のカタログには社長のTwitterにもあったとおり載りませんでした。今年夏頃か秋の発売を目指すということなので当然といえますが、今回のカタログはAXDに力を入れたことが伺えると思います。

双眼鏡/顕微鏡関係では特に新製品はありません。

情報誌So-TEN-Ken春号(vol.38)

外部サイト:Vixen home

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あとがき
2011年3月~5月の天文カレンダー/星図と、メシエ天体ラリー(M8干潟星雲のR200SSで撮影したものが載っている)が特集です。他に、星景写真講座/仙台市天文台が載っています。春のお散歩バードウォッチングと花粉管を顕微鏡で見ることが合わせて載っています。
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