Vixen 製品関係 DCモーターとは決別か

予想されていたとおり、と言っても支障はないと思うので書いたのだが、ついにSKYPODも生産終了/販売終了が7/31日付でアナウンスされた。すでにSX赤道儀が生産終了となっており、VIXEN製品からDCモーターが姿を消したこととなった。

自動導入コントローラーはパルスモータ化が進んだ

一時は自動導入コントローラーのモーターは、DCモーターが広く使われていたが、現在は星野赤道儀のポラリエも含め、すべてパルスモーターになっている。モーターの選定に問題があったのか、あるいはプログラム開発に問題あったのかは分からないが、これで事実上DCモーターとは決別した、と見ることができる。

1997年:スカイセンサー2000(以下、SS2000)発売。※開発時はスカイセンサー4と呼んでいた。バージョンアップでSS2000PCになる。

1999年:SS2000PC発売。併せてSS2000PCを搭載したニューアトラクス赤道儀(以下、NAT赤道儀)発売。

2003年:STARBOOK(以下、SB)搭載星図導入タイプのSX赤道儀発売。これに合わせてSS2000PCは在庫販売のみとなるが同年11月に100台再生産。なおNAT赤道儀はSS2000PCで変更なし。

2005年:GP2/GPD2赤道儀発売記念名目でSS2000PC100台最終生産。

2006年:STARBOOK TypeS(以下、SBS)搭載の片持ち支持経緯台SKYPOD発売。この機種はセレストロンの製品と異なりウェッジを使って赤道儀化することはできず、あくまでも自動導入経緯台として使用する。

2007年:SX赤道儀の上位機SXD赤道儀とNAT赤道儀のコントローラーをSBに換装したSB版NAT赤道儀発売。GPシリーズ用星図タイプコントローラーとして、SBS単体販売開始。

2010年:STARBOOKTEN(以下、SBT)搭載のパルスモーター制御赤道儀アトラクスデラックス(AXD)赤道儀発売。SB版NATは生産終了。

2011年:SBT搭載のAXD赤道儀のダウンサイジング機SXP赤道儀発売。

2012年:SBT搭載のSX赤道儀上位機SXD2赤道儀発売。SXDは生産終了。SBSの単体販売終了。パルスモーター搭載の星野赤道儀ポラリエ発売。

2013年:SX赤道儀生産終了。SKYPOD生産終了。

※SS2000PCとSBでは同じDCモーターを使っているが、分解した人の話ではモーターの種類は違うとのこと。

この流れだと、順当にいけばSBT搭載のSX2赤道儀が・・・と見る人がいるかもしれないが、仮に発売されるとしても10万円は価格上昇するのはSXD2を見ると明らかで、これまでの価格で星図導入タイプの赤道儀は難しいと見られる。

SBについて、いわいる写真派の人達には嫌われたことは知っているが(特にSB版NATは絶対出ない!!!!と言い張った人までいた)、アマチュアレベルでは初の星図導入タイプ、PCとの接続はすでに搭載されなくなったRS232C接続はやめて、LAN接続にするなど、新基軸が盛り込まれたという点は評価されて良い。

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あとがき

「今秋降臨」のキーワードで話題になっている「VSD100F3.8」OTAの発売を控えているから赤道儀関係については今年の発表はないと思うが来年のCP+で何らかの発表を期待したいと思う。

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