最近のVixen製品について思うこと

8月1日の公式サイトであったように、SKYPODは生産終了/販売終了がアナウンスされ、以降販売店の在庫販売のみとなっていますが、在庫が残っている販売店は少ないようです。

これにより、SS2000以来続いてきたDCモーターともついに決別の時が来たという感じでした。

すでに昨年SKYPODに搭載され、GPシリーズ用のコントローラーとしても使われていたSTARBOOK TypeSの単体販売が終了したので、SKYPODの生産終了も近いことは十分に予想されることでした。

生産終了品のお知らせ(SKYPOD/SX赤道儀シリーズ)

星空雲台ポラリエのモーターもパルスモーターを採用しており、今後低価格機もパルスモーターを採用していく考えがあることが窺えます。

生産終了したSX赤道儀と初代STARBOOKはいろいろ悪く言う人(写真派天文同好会)もいますが、確かにデザインがおもちゃっぽいとか液晶の明るさの調整ができない、DCモーターでレスポンスが悪いなどという点はあるとは言え、星図を出してナビゲーションできる、天文辞書が入っている、PCに搭載されなくなったRS232Cに換えてLANコネクタを備えたこと、など、いろいろな新基軸が採用されたのは大いに評価されて良いことです。ある意味、名機と言っても良いくらいです。

現在星図タイプの自動導入機はSXD2/SXP/AXDとなっており、順当にいけばSX2赤道儀、も考えられることとは言え、今後生産終了したSX赤道儀並みの価格で出ることは難しく、価格の大幅上昇はSXD2を見ると十分に予想できます。

星図タイプの自動導入機に他社が追従してこないのは、星図で導入するならPCを接続してプラネタリウムソフトを使う方が良い、という考えからでしょうか、現時点でPCレスの星図導入機があるのはVixen製品のみです。

他社、特にMeadeやCELESTRONではDCモーター制御でありLEDで文字だけの表示ですが、導入精度や追尾精度など悪い話を聞くことはなく、モーターの種類や制御プログラムにも大きく左右されるのではないのかと見る人もあります。

最近のVixen製品は、高級路線が前面に出ていて、AXD赤道儀やVSD100F3.8等にそれが現れています。これまで初心者や中級者に使い勝手の良い製品が多く上級者向けの製品がない(実際にはNewAtrax赤道儀もあったしGAIAX赤道儀もある)という見方をする人がいるのでそういう声に応えている面もあるでしょう。

勿論それはそれで良いことでしょうが、やはりGP/GPDにある極軸望遠鏡を使うのに赤道儀を回転させなければならないという欠点は早急な改善が必要かと思います。勿論GP/GPD用の星図ナビゲーションコントローラーも望みたいところです。初めての赤道儀としてSXPや最初から最高級機AXDを選ぶ人ばかりではなく、GP/GPDを選ぶ人は現在でも多いのです。

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あとがき

Vixenに望みたいことは1.GP/GPDで極軸望遠鏡を使うとき赤道儀を回転させる必要をなくすこと。2.GP/GPD用の星図タイプコントローラーを出すこと。等をここではあげておきたいと思う。

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