X68000ACE/HD 基本スペックは変更なし

1988年2月に発表されたX68000ACEは、基本スペックには変更ありませんが、FDを取り出すときにイジェクトを動かすとFDが出るように改良されたこと、HDD内蔵モデルが追加されたこと、I/Oパネルの配置が変更された程度です。

色はアイボリーとブラックがあり、色によって型番の後ろに(E)/(B)がつきます。デザインは「マンハッタンシェイプ」と呼ばれる左右分割ツインタワーで、一目見ただけでは旧型機と区別が付きません。

X68000ACE/HDスペック

  1. 型番:X68000ACE(グレー)CZ-611C-GY(E)ブラック(CZ-611C-B)
  2. メインCPU:68000(10MHz)
  3. サブCPU:80C51(キーボードスキャン/テレビコントロール用)
  4. IPL/BIOS ROM:128KB
  5. キャラクタジェネレータROM:786KB
  6. 16*16ドット,24*24ドット 全角(JIS第1/第2水準漢字)/8*16ドット,12*24ドット(半角)/8*8ドット,12*12ドット1/4(角)
  7. メインRAM:1MB(最大12MB)
  8. テキスト用VRAM:512KB(ビットマップ方式)
  9. グラフィック用VRAM:512KB(ビットマップ方式)
  10. スプライト用VRAM:32KB
  11. スタティックRAM:16KB
  12. テキスト表示:1024*1024ドット 4プレーン
  13. グラフィック表示:1024*1024ドット 4プレーン/512*512ドット 16プレーン
  14. グラフィックス高解像度モード:768×512ドット、512×512ドット、 512×256ドット、256×256 ドット
  15. グラフィックスドット毎に指定可能な色数:実画面1024×1024ドット16色/65536色、実画面512×512ドット65536色 (1面)、256色/65536色 (2面)、16色/65536色 (4面)
  16. 標準解像度モード:512×256ドット、256×256 ドット、512×512ドット(インターレース)
  17. FM音源:ステレオ8オクターブ8重和音同時出力
  18. 音声合成:AD PCM(Adaptive Differential PCM)
  19. FDD:1MB 5.25インチFDD2基搭載(オートロード/オートイジェクト)
  20. キーボードASCII準拠フルキーボード(同梱)
  21. マウストラックボール(同梱)
  22. プリンタI/F(セントロニクス社仕様に準拠)
  23. ジョイスティックI/F(アタリ規格、2個)
  24. RS-232C I/F
  25. 外部フロッピーディスクI/F
  26. SASI I/FマウスI/F
  27. テレビコントロール
  28. アナログRGB出力
  29. 音声ライン入出力
  30. イメージ入力端子
  31. 立体視端子
  32. OS/BASIC:Human68k/X-BASIC
  33. 拡張スロット:2スロット内蔵
  34. 電源:AC100V50/60Hz 44W(待機時10W以下)
  35. サイズ/重量本体:幅155×高さ363×奥行270㎜ 重さ7.7kg
  36. キーボード:幅463×高さ33×奥行196㎜ 重さ1.5㎏
  37. マウストラックボール:幅73×高さ32×奥行105㎜ 重さ0.14㎏
  38. 主な添付品:オリジナルOS(Human68kver.1.0)、オリジナルBASIC(X-BASICver.1.0)、辞書ディスク ver1.0、日本語ワードプロセッサ、辞書ユーティリティ

ラインナップ

  1. X68000ACE:319,000円
  2. X68000 ACE-HD:399,000円 ※20MB HDD(SASI)内蔵

初代機にはコナミのゲームソフト「グラディウス」が添付されていましたが今回のモデルチェンジでは残念ながら削除されています。但し悪いことばかりではなく、初代機の価格は369,000円でしたが、今回のモデルチェンジでは5万円ほど安くなり、実質的な値下げがされています。

まだソフトの充実度、という点では若干の不満があり、この時点でのお勧めはFDDモデルのX68000ACEだったでしょう。

あとがき
ユーザーに約束したとおり、5年間基本スペックを変更しないというコンセプトで、実質的に価格を引き下げた。ライバルのPC-88VAは結局普及することなく終わり、ゲームやグラフィックスにはX68000の方に分があったということとなる。
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