東急8500系はTOQ BOXの広告電車として貸し出された編成があり、青帯とシャボン玉ラッピングを施した8637Fとここで取り上げる8634Fがそれに当たります。
8634Fの先頭車は「TOQBOX」のラッピングとラッパ/音符が貼り付けられました。
8634Fは側面にも虹/ラッパ/音符をラッピング/赤帯配置
乗務員室側にも音符とラッパがラッピングされ、戸袋には虹もラッピングされています。また、赤帯も貼り付けられています。
側面の窓下には赤帯が貼り付けられ、車体には虹がラッピングされており、「TOQBOX」の文字も貼り付けられています。
8634Fの車内は典型的な通勤タイプ
8500系の客用扉のガラス支持は外側から押し縁でビス留め固定する方式になっています(一部客室側からビス留め固定している車両もある)。乗務員室仕切りは当初貫通扉だけに窓がありましたが、後に車掌側にも窓を設けています。空調はエアコンと扇風機を併用するものとなっています。
座席は赤でしたが、後に9000系などと同じブラウンとオレンジ2色のものに交換されました。ステンレスパイプが林立する典型的な通勤タイプです。8637F以降は9000系と同一の内装が採用されています。8634Fは後に客用扉上部にLED式の案内表示器が取り付けられ、これは自動放送とも連動しています。
北春日部駅で長時間待機
TOQBOX運行終了後はシャボン玉などのラッピングは剥がされましたが、赤帯はそのまま残っています。
東武との相互直通前の試運転時には8500系で唯一、久喜駅の先である鷲宮駅まで入線した実績があります。
※2021/4/1:運用離脱。